2007年5月


〔2007/5/26〕 13時、神奈川大学の生涯学習講座・占領と現代の3回目。先週は、欠席したので、2週間ぶり。今回は久保義三さんの「GHQと教育改革」。終了後、東京へ。18時30分から高田健さんの「今日の改憲状況と9条改憲の阻止の可能性」。
購入本
■角山榮・川北稔編『路地裏の大英帝国』(平凡社、古書)
■『網野義彦著作集 第13巻』(岩波書店、古書)
■森谷公俊『興亡の世界史01 アレクサンドロスの征服と神話』(講談社)
〔2007/5/25〕 遠足。雨。E3の遠足は、静岡市清水森林公園・やすらぎの森にてそば打ち&温泉なので、さほど影響は出ず。予定通り9時学校出発、10時に目的地に到着。餅つきをする。そして、そば打ち。みんな楽しくやっていたようだ。そして、「美味い!」を連発。E3のいいところは、素直に感情を表現するところだ。12時ごろ終了。13時、やませみの湯。雨の中の露天風呂もまたいい。15時、出発し、16時ごろ、学校に到着した。18時30分、遠足の反省会。3年はKさん、Iさん、そしてボク。2年はIさん、Uさん、合わせて5人で。気がついたら、0時近くだった。
そば打ちが始まります 餅つきも終わり、少しお腹も満たされたところで、そば打ちです。
おばちゃんに教えてもらいました おばちゃんにいろいろ教えてもらいながら、体験しました。
〔2007/5/22〕 中間テスト最終日。E3は、2時限で終了。放課後、卒業アルバムのクラス集合写真の撮影。K3の次に撮影してもらう。午後は、会議。1時間ほどで終了。そして、物理準備室にてノートの点検。今日試験をやって、もう明日には返却しなければならないクラスもあるので、たいへんだ。帰宅後は、家で採点。明日返却するところだけでも採点しなくては!
〔2007/5/20〕 静岡農高で行なわれた母親大会に参加した。午前中は、分科会。労働の分科会に参加した。具体的な事例を説明されていたのでなかなかおもしろかったが、労働者にとっては厳しい内容の法律がいま審議されていることを知る。午後は全体会。こういうところでは、いつも太鼓の演舞が行なわれる。まぁ、元気が出ていいか。記念講演は、二宮厚美さん(神戸大)で、テーマは格差社会であった。綾小路きみまろの漫談のようにおもしろく聴くことができたが、ワーキングプアの立場にいるものにとっては厳しいものだ。夜は、世界史のテストをつくる。
購入本
■二宮厚美『ジェンダー平等の経済学』(新日本出版社)
〔2007/5/19〕 5月4日と同様、8時11分のひかりに乗り、東京へ。今回は参議院の特別参観に参加した。衆議院と同じところもあったが、違うところも公開されていた。とくに、参議院の議場に入れたのは良かった。衆議院では扉からのぞくだけであったから。また写真を撮りまくった。午後は、一橋大学に行き、吉田裕さん(一橋大)の講演「戦争の社会史〜アジア・太平洋戦争の戦場と兵士〜」を聴く。戦争研究の最先端を聴くことができた。一人ひとりの兵士に注目する研究が進展し、それを歴史教育の中でいかに活かしていくのかが今後の課題だ。
購入本
■藤木久志『刀狩り−武器を封印した民衆−』(岩波新書、古書)
■内橋克人『悪夢のサイクル』(文藝春秋、古書)
■渡辺治『「構造改革」で日本は幸せになるのか?』(萌文社、古書)
■小澤隆一『ほんとうに憲法「改正」せいていいのか?』(学習の友社、古書)
■本田由紀編『若者の労働と生活世界』(大月書店)
■全国民主主義教育研究会編『民主主義教育21 Vol.1 いま憲法教育を問う』(同時代社)
■渡辺雅男+渡辺治共編『「現代」という環境』(旬報社)
■綿引弘『物が語る世界の歴史』(聖文社)
〔2007/5/17〕 仮眠をとり、午前2時ごろに目を覚ます。現代社会のテスト問題をつくりはじめる。ところどころ、仮眠をとりつつ、つくっていき、出勤するまでに、8割程度完成する。大雨。カッパが意味ないほどに濡れた。ズボンだけジャージに変える。まぁ、ふだん白衣を着ているから、見えないやと思っていた。しかし、B2やK3など女子のいるクラスでは、バレてしまった。さすがというべきか。短縮日課。1時限目、『授業ノート』のコメントを記入。2、3時限目、世界史授業。4時限目は5、6時限目に使うワークシートをつくる。5、6時限目、現代社会授業。放課後、校内研修。17時ごろ終了。そこから猛ダッシュで現代社会のテストをつくる。とはいえ、19時過ぎに、ようやく完成。印刷・綴じ込み。20時、学校を出て、とうもろこしで夕食。21時、帰宅。風呂、洗濯。現代社会授業では、過労の話をしたが、シャレにならん。
〔2007/5/12〕 13時、神奈川大学の生涯学習講座・占領と現代の初回。今回は高橋紘さん(静岡福祉大)の「昭和天皇とマッカーサー」。このところ昭和天皇の発言については、側近の日記やメモなどによって明らかになりつつあるので、おもしろく聞くことができた。終了後、東京に行き、古本屋街をめぐる。
購入本
■粟屋憲太郎『東京裁判への道 上・下』(講談社選書メチエ、古書)
■柴田三千雄編『カレンダー世界史』(岩波ジュニア新書、古書)
■永原慶二編『カレンダー日本史』(岩波ジュニア新書、古書)
■平田寛編『歴史を動かした発明』(岩波ジュニア新書、古書)
■『岩波講座 憲法1』(岩波書店、古書)
■井野瀬久美恵『興亡の世界史16 大英帝国という経験』(講談社、古書)
■村井吉敬編著『徹底検証ニッポンのODA』(コモンズ、古書)
■宮崎正勝『世界史の海へ』(小学館、古書)
■佐貫浩『「自由主義史観」批判と平和教育の方法』(新日本出版社、古書)
■鴨桃代『非正規労働の向かう先』(岩波ブックレット)
■岩田正美『現代の貧困−ワーキングプア/ホームレス/生活保護』(ちくま新書)
〔2007/5/11〕 1、2、3時限目、現代社会授業。4時限目の時間帯に、銀行へ。5時限目、HR通信の作成。6時限目、防災訓練。放課後、季刊E3の印刷。折り機の調子がいまいち。もうすぐ中間テストなのに。18時、副担任のSさんと「壮行会」と称して飲み会。21時ごろ、自転車にて帰る。途中、ブックオフに寄り、朝読用の本を買う。
購入本
■『世界 2007年3月号』(岩波書店、古書)
■さくらももこ『ももこの話』(集英社、古書)
■さくらももこ『たいのおかしら』(集英社、古書)
■さくらももこ『ももこの世界あっちこっちめぐり』(集英社、古書)
■上大岡トメ『キッパリ たった5分で自分を変える方法』(幻冬舎、古書)
■河合香織『セックスボランティア』(新潮社、古書)
〔2007/5/10〕 2、3時限目、世界史授業。5、6時限目、現代社会授業。現代社会授業は、ともに≪実態分析編≫の授業。放課後、会議2つ。閉校式関係では、ボクは記念誌班。夏休み、忙しくなりそうだ。3年生の進路も、十年研もあるのに。18時30分終了。その後、WAZAフェスタに出場する我がクラスのIくんのようすを見に行く。19時過ぎに、学校を出、牛丼屋で夕食。
〔2007/5/4〕 8時11分のひかりに乗り、東京へ。日本国憲法ができて60周年ということで、衆議院の特別参観が行なわれていたので、それに行った。9時45分、国会議事堂に到着。朝早くにもかかわらず、暑いし、多くの人が来ていた。でも、サービスがよく、写真を撮ってもらった。普段の見学コースでは見ることができない所を、たくさん見学した。写真も撮りまくった。途中で、充電した分がなくなりそうになる。こうした一般公開があると、国会に関心をもつ人も増えるのではないだろうか。12時前に、国会を出る。そのころはまた、人が増えていた。昼食。憲政資料館を見学。日本国憲法60周年記念展示が行われていた。その後、ブラブラと東京見物。14時、竹橋の国立公文書館。春の特別展「再建日本の出発−1947年5月 日本国憲法の施行−」が行なわれていた。目玉は、大日本帝国憲法と日本国憲法の原本が展示されていたことだ。ボクはその他、憲法研究会の憲法草案要綱にも注目した。若い人を含め、たくさんの人が来ていた。その後、神保町の古本屋街に行く。夕食。19時36分のひかりで静岡に戻る。東京には何度も来ているが、見物だけで1日を過ごしたのは初めてで、さすがに疲れたが(暑かったし)、新鮮であった。
衆議院の議場 普段の見学ではこの位置から議場を見ることはできません。
閣議前ここに集まります 逆光ですが、閣議前ここに参集します。普段もここは見れない。
予算委員会が開かれます 普段の見学ではここも見れません。予算委員会がこの部屋で行なわれます。
購入本
■一ノ瀬俊也『戦場に舞ったビラ 伝単で読み直す太平洋戦争』(講談社)
■保阪正康監修/解説『50年前の憲法大論争』(講談社現代新書)
■『INPACTION 157』(インパクト出版会)
■『DAYS JAPAN 4月号』
■『議会制度百年史』(大蔵省印刷局)
〔2007/5/3〕 日本国憲法施行60周年の日。今年も沼津の憲法集会に参加した。10時30分過ぎの電車に乗る。由比駅で多くの人が乗降。そういえば、桜えび祭りが行なわれているのだ。それを横目で見ながら沼津へ。昼食は海鮮丼。おいしい。13時から憲法集会。渡辺治さん(一橋大)の「9条『改正』で日本は平和になるのか」という講演。1時間30分を越える講演だが、的確な現状分析、今後の護憲運動の展望など歯切れがよく、飽きさせなかった。渡辺さんも、日本国憲法同様、もう還暦なのか。そう感じさせないところも、素晴らしい。
こいのぼり 狩野川でのこいのぼり。そういえば、ここ3年ばかり沼津の憲法集会に参加している。
沼津の憲法集会 渡辺治さん(一橋大)の講演は、歯切れがよく聞きやすい。
購入本
■神野直彦・宮本太郎編『脱「格差社会」への戦略』(岩波書店)