2008年8月


〔2008/8/31〕 11時30分の新幹線で掛川へ。掛川駅北口近くのお店で昼食。13時30分から金子勝(立正大)の「イラク派兵違憲判決と日本国憲法9条を考える〜“憲法の語り部”となるために〜」に参加。16時まで。静岡に戻る。夕食は近所の中華料理屋へ。物価高の影響か、高くなっていたような気がする。
〔2008/8/30〕 13時30分に先週同様、Kさんの奥様運転の車で、静岡駅へ。14時過ぎの新幹線で名古屋へ。16時、愛知県立美術館。17時過ぎ、「ど祭り」を見る。18時、クリスタル広場。Nさん、Hさんと合流。Nさんのおススメの店へ。21時過ぎに店を出る。2次会へ。22時、2次会を終え、ボクはここでさよなら。Kさんらは次へ向かう。ボクは実家へ。
〔2008/8/29〕 普通の勤務。午前中、神奈川からKさんが指導に来る。午後はS係長や沼津からKさんらが来て指導してもらう。今日もたくさんの人に会うが、おもしろくはない。仕事だから。一昨日、昨日とせっかく休んだのに、一気に疲れが出た。9月はまじめに働かねばならない。
〔2008/8/28〕 雨。朝、買い物に。11時前ごろに科技高。物理室に。B3の大御所3人がいた。履歴書などを書くことによって、気持ちも盛り上がってくる。かれらには頑張ってもらいたいものだ。昼、Uさん、Kさんの3人で昼食。「森のなかま」にて。13時30分、静岡平和資料センターのフィールドワーク。ただ、午後は豪雨が予想されたため、3人の体験者のお話を聞くことになった。案外盛り上がって、16時終了。外に出てみると、雨は降っていなかった。4人で新静岡センターの喫茶店。17時30分から、歴教協しずおかの例会。今日は納涼会だ。7人。20時過ぎに終了。やはり雨は降っていない。天気予報、しっかりしろ!今日は忙しいような、でもいろんな人に会って、おもしろい1日だった。
〔2008/8/27〕 今日と明日は短い夏休み?をとる。今日は東京へ。午前中、国立科学博物館で行われている「金GOLD 黄金の国ジパングとエル・ドラード」展を見に行く。展示の最後は「都市鉱山」の話題が出ていた。また、展示品に北島康介選手や河合純一選手らの金メダル(アテネ五輪)が展示されていた。上野のアメ横で昼食。13時30分から文京シビックで行われた山田朗さん(明治大)の「沖縄戦と住民の犠牲」という講演を聴く。たっぷり3時間。これは高齢者の集いでのもの。勉強熱心。隣にいたお年寄りも一生懸命メモを取っていた。16時30分に終って、神保町の古書店街をめぐる。19時の新幹線で帰る。ニュースでペシャワール会の伊藤和也さんが殺害されたことが報道される。ついこの前(8/17)ペシャワール会の中村哲さんの講演を聞いたばかりだったので、衝撃を受ける。なぜ日本人がねらわれたのか。日本政府の外交政策の問題である。もうアメリカに追従するのはやめよう。アメリカに追従するから、日本はアメリカと一緒とみられ、日本人が狙われるのである。いまこそ憲法9条の出番。9条の理念を実践するペシャワール会には頑張ってほしい!まずは合掌。
購入本
■『金GOLD 黄金の国ジパングとエル・ドラード』
■ニキ・ヴァン・デ・ガーグ『モノから見える世界の現実@ダイヤモンドはほんとうに美しいのか?』(合同出版)
■『別冊カドカワ 総力特集ap bank fes'08』(KADOKAWA)
■柏木恵子『子どもが育つ条件−家族心理学から考える』(岩波新書、古書)
■荒井信一『空爆の歴史−終わらない大量虐殺』(岩波新書、古書)
〔2008/8/26〕 朝、B3のWくんに会う。サッカー部は夏休みなのにたいへんだ。9時、破傷風の予防接種のため、病院に行く。まずは富士石遺跡にKさんを迎えに行く。長泉の事務所に行き、Kさんの自家用車に乗り換え、東駿河湾の事務所のNさんを迎えに行く。3人で病院に行き、注射を打ってもらう。予想外に時間がかかり、沼津の事務所に戻ったのは、13時だった。午後は普通に過ごす。眠かった。
〔2008/8/24〕 16時、静岡平和資料センターで28日の打ち合わせ。雨も上がっていたので、ちょっとだけ歩いてみる。Aさんを車で送る。夜、大河ドラマ『篤姫』を見る。23時30分から1時間、静岡朝日テレビでサザンのライヴが放送される。ビデオを録ったが、ついつい見てしまう。46曲、3時間余。7万人余の心をわしづかみ。やっぱすげーわ。当日のライヴを放送していたが、雨がひどく降っていたようだ。新幹線も止まり、昨日でよかったのかもしれない。場合によっては、静岡に戻れなかったかも……。
〔2008/8/23〕 今日はサザンのライヴの日。8月はこの日のために働いてきたようなものだ。ちなみに、職場(谷田の本部)では今日は古代体験教室。ボクは担当じゃないから行かないけどね。午前中、買い物。昼、新聞社から電話取材を受ける。14時20分、一緒に行くKさんが家まで来る。Kさんの奥様が運転する車で静岡駅へ。15時前のこだまで、新横浜駅へ。もう結構人がいた。新横浜駅から徒歩でライヴ会場の日産スタジアムへ向かう。17時前に会場入り。スタンド席。ステージまで遠い!さっそくビールを買い、つまみとして冷やしきゅうりとさきいかを食う。18時、開演。ぐぅわあ〜っと3時間余のライヴはあっという間に終わった。ほとんど立って手を叩いていたが、疲れを感じず。ホンっっっっっトに楽しかった。途中、メンバーがエレクトリカル・パレードの曲に乗って車で手前のミニステージまでやって来て、「涙のキッス」「チャコの海岸物語」など3曲を披露。それもいい。「勝手にシンドバッド」の花火もいい。会場、何万人来ていたのか知らないが、会場が一体となっていたところもいい。スタンド席だったので、雨もほとんど関係ない(往復ともに傘をさすことはなかったが)。まさに「真夏の夜の夢」だ。終わると、混むと大変なので、さっとスタジアムを出て、新横浜駅までランニング。21時30分のこだまで静岡に戻る。そのあと、Kさんと静岡の街で飲む。最後はいつものラーメン屋。1時過ぎに帰宅。最高の1日。桑田さんのこれが最後ではないということばを信じつつ、次のライヴを楽しみにしたい。明日はしっかり休養しようっと。
目の前に日産スタジアム! サザンのライブです。横浜の日産スタジアムにて。もうすぐです。開演1時間30分前。もうすごい人がいます。
もうすぐ開演です! もうまもなく開演。アリーナ席、スタンド席ともにすごい人です。ただステージまでは遠い!でも、途中で手前のミニステージで3曲やってくれました。
〔2008/8/22〕 通常通りの勤務。ほかの調査員は、明日の古代体験教室のため、終日本部へ出張。行の電車の中では、『民主主義教育21』Vol.2の論文2本を読む。帰りの電車の中では、山田朗編『歴史教育と歴史研究をつなぐ』(岩波ブックレット)を読む。これを読むたびに、岩波講座の『アジア・太平洋戦争』を読まねばと思ってきたのだが、埋文研にいる間に読めるのかも。ただ、現役の教員はよほどでない限り、やはり「机の上で柱になってゆく(笑)」だろうね。
〔2008/8/21〕 事務所に向かう途中、珍しく富士山がくっきり見えた。午前中、係長来所。午後は文章を書く。帰り間際、雷が鳴り始める。富士山もどんより雲の中。昨日と今日、行き帰りの電車で斎藤次郎『手塚治虫がねがったこと』(岩波ジュニア新書)を読む。手塚治虫の作品は『ブラック・ジャック』と『アドルフに告ぐ』ぐらいしか、まともに読んでいない。この本を読んで、読みたくなったし、手塚作品は授業でも使えるなァと感じた。
〔2008/8/20〕 今日から仕事。終日眠かった。午前中、ラジオ局から電話。一部を除き一通り土器の文章は書いたつもりだが、まだまだと言われる。分かっちゃいるけど、もう限界である。書くことがない。こんなに文章を書くのが苦痛なことはない。夏休みの読書感想文並みだ。夜、テレビはオリンピックばかり。なんとかならんか。テレビを消す。
〔2008/8/19〕 午前中、山梨の下部温泉へ。車で1時間30分で行けた。昼食はやまめそば。15時ごろ、家に戻る。16時過ぎに家を出て、「ゆい〜る」の納涼会へ。しかし、しばらくすると、バケツをひっくりかえしたような豪雨。薬局で雨宿り。止みそうにない。薬局で、ビニル袋をもらい、ビショビショに濡れ静岡駅へ。電車に乗り、しばらくすると雨は止む。18時、掛川で納涼会。ズボンがびしょ濡れだったので、それを不憫に思ってか、飲み屋のおばちゃんがズボンを貸してくれた。ありがとう!飲み屋でNさん、Mさん、Rさんとボクの人。あっという間に時間が過ぎて行った。22時過ぎの電車に乗り、帰宅。明日から仕事再開だ。
〔2008/8/18〕 なんだか涼しい。午前、グータラ。本を読んだりする。午後、静岡に戻る。急に夕食が貧相になる。注文していた本が届いたとの連絡。取りに行く。とりあえず明日も、夏休みだ。
購入本
■懐徳堂記念会編『世界史を書き直す 日本史を書き直す 阪大史学の挑戦』(和泉書院)
〔2008/8/17〕 午前、グータラ。午後、大須。古書店がいくつかあった。初めて入る。また、大須の商店街も巡る。トルコのアイスがはやっているのか?みたらしとアイスを食う。18時から東別院ホールでペシャワール会の中村哲さんの「アフガニスタン現地報告会」に参加する。満員。立ち見(立ち聴き?)もあった。質疑応答で高校生が「現地の人は9条についてどう考えているのか?」という質問があった。いい質問。応えた中村さんもいい回答。本を買い、サインをしてもらい、気持ちよく会場を後にした。
購入本
■中村哲『医者、用水路を拓く アフガンの大地から世界の虚構に挑む』(石風社)
〔2008/8/16〕 昼、栄で上の妹と待ち合わせ。母と3人でランチ。寿司屋にて。そのあと買い物につきあわさせられる。無印良品が面白い。今度、静岡の無印良品に行こうっと。夕食は、その妹も実家に寄って、お好み焼き。
〔2008/8/15〕 ようやく短い夏休み。帰省する。午前中、県立美術館で開催中の「鑑真和上展」に行く。10時の開館に合わせて。混んでいた。が、いい展示だった。午後、14時から浜松で高橋哲哉さん(東大)の「憲法について、いま、考えたいこと」という講演会に参加。さすが哲学の研究者らしい内容の講演会であったが、わかりやすい。で、名古屋に向かう。
〔2008/8/14〕 今日も普通の勤務。6時30分に出て…。電車の中は、ずいぶんすいていた。さすがお盆。何が楽しくて、こんな時期まで仕事をしているのか。行き帰りの電車の中では、小林多喜二の『蟹工船』を読んでいた。読了。1929年に書かれた本とは思えない部分もたくさんあった。貧困のこと、労働のこと、戦争のこと。小説はほんと、滅多に読まないが(これが初めてかも!)、おもしろかった。最後はやっぱ労働者として、ホッとする。どうでもいいが「カニコー」船と「科技高」。なんだか響きが似ている。「科技高」船はどこへいくのやら。
〔2008/8/11〕 今日はお休みを取る。何だかんだ言って、3週連続の勉強会参加で疲れたし、片付けもしなくっちゃいけないから。午前中から片付け。久しぶりに車の運転。買い物。15時、静岡平和資料センターでAさん、読売新聞の女性記者さんと打ち合わせ。今日は、フィールドワークの下見に行くつもりであったが、Aさんが腰を痛めたということで、やめる。腰の痛さはボクもよく分かる。夕食は長谷通りのお好み焼き屋にて。
〔2008/8/10〕 分科会A。午前中のみ参加。兵庫・高校のレポート1本、報告があった。すごい面白かった。よく練られていると思うし、VTRなどもよく録っていると思う。凄みを感じる。お昼休みはお寿司屋さんで刺身定食。そのあと、今日の『京都新聞』でみた集会の方に行く。講演は中西新太郎さん(横浜市立大)の「子どもたちの生きづらさはどこからくるか」というもの。中西さんの講演は一度聴いてみたかった。面白かった。この集会は、登校拒否・不登校問題の全国大会であった。この日は全体会。教科研の全国大会よりも人が集まっていた。これはいいのか、悪いのか。その後、清水寺に行く。特別拝観をやっているとの話であったが、時間が遅く終わっていた。でも、久しぶりの清水寺。19時前の新幹線に乗り、帰宅。静岡は雨が降ったせいか、帰りのバイクに乗っているとき、涼しい感じがした。
購入本
■中西新太郎『思春期の危機を生きる子どもたち』(はるか書房)
〔2008/8/9〕 分科会@。
購入本
■『高校生活指導 08夏季号』(青木書店)
■鬼頭明成『国境を越えた日本史の学習』(教育資料出版会)
〔2008/8/8〕 今日はお休みを取り、京都で行なわれた教育科学研究会の全国大会に参加。立命館大学にて。午後の全体会から参加する。
〔2008/8/6〕 ヒロシマ原爆の日。普通に出勤。いつもは家で記念式典をテレビで見ているのだが。午前中はしゃべっていたら終わった。午後は忙しかった。行きの電車で上野千鶴子の『老いる準備』を読み終わる。面白かった。もう一度読みたい。帰りは雑誌の『教育』(国土社)を読む。静岡駅で定期を買う。そのあと郵便局に行く途中でB3のSさんに会う。郵便局。呉服町のすみやで今日発売されたMr.Childrenの『HOME TOUR 2007 -in the field-』を買う。帰宅して夕食後に前半を見る。最高だわ。
〔2008/8/5〕 今週は3日だけの出勤。往復の電車では、引き続き上野千鶴子の『老いる準備』を読む。帰り、事務所から原駅までは雨は降っていない。原駅から隣の東田子浦駅の間、路面を見ると、濡れている。興津駅付近までいくと、すごい雨。やばいなぁと思いつつ、東静岡駅に着くと、ほとんど雨は降っていない。そそくさと帰宅。雨に降られず。ラッキー!
某BLOGより。コラコラ(笑)。人の名前を書きまくりやがって!一応目には線を入れときました。
〔2008/8/4〕 分科会A。午前中で分科会はおしまい。午後は全体討論。例年なら、このあとフィールドワークに参加するのだが、今年は休みを取ることができないので、仕方なく静岡に帰る。来年は北海道。フィールドワークにも参加したいものだ。
〔2008/8/3〕 分科会@。ボクは日本前近代史に参加。前近代なんてほとんど教えたことがないのに、この分科会に出ようと思ったのは、討論授業に関心があったから。この分科会ではその手の授業実践報告が多そうだったので。夜、静岡のKさんと近くのお店で飲む。
購入本
■『大阪の歴史教育 第41号』
■『奈良の歴史地理教育 第19号』
■『子どもが主役になる社会科 第39号』
■滝口正樹『人間を育てる社会科』(地歴社)
■白鳥晃司『歴史授業シナリオ(上)』(地歴社)
■鳥山孟郎『授業が変わる 世界史教育法』(青木書店)
■林博史『戦後平和主義を問い直す』(かもがわ出版)
■石山久男『教科書検定 沖縄戦「集団自決」問題から考える』(岩波ブックレット)
■人間の歴史の授業を創る会編『授業が活きる!たのしいものづくり』(授業を創る社)
■人間の歴史の授業を創る会編『授業が活きる!たのしいものづくり2』(授業を創る社)
■寺沢茂『私の生きてきた道 教師として 被爆者として』
■鈴木喜代春他・編『子どもにおくる本 沖縄は戦場だった』(らくだ出版)
■樋口陽一『何を読みとるか 憲法と歴史』(東京大学出版会、古書)
〔2008/8/2〕 歴教協全国大会のため、東京へ。暑かった。明治大学。12時30分より全体会が始まる。滝口さんの実践、林博史さんの講演など。そのあと17時から地域に学ぶ集い。ボクは、河添誠さんの分科会に参加。狭い教室いっぱいの人が集まった。その会場で、『ちゃんと学ぼう!憲法』でお世話になった久保田さん(愛知県立大)に初めてお会いする。ある意味、ヘンな感じ。
〔2008/8/1〕 出勤時、雨。バイクで静岡駅に。このところ往復の電車では、上野千鶴子の『老いる準備』を読んでいる。以前に読んだ『おひとりさまの老後』と内容的には近い。『おひとりさま』は一般向けに書いたものだ。それでも『老いる準備』はかのじょが書いたものにしては、ボクにとっては読みやすい。仕事は超ヒマ。やることはあるんだけどね。疲れる。いつもより1本遅い電車に乗り、帰宅。そのあと車で、Aさん宅に行き、今月末の静岡平和資料センターの戦争遺跡めぐりの打ち合わせ。軽く夕飯をごちそうになる。