 |
ベイブとの出会いは静岡県中部で起きたブリーダー閉鎖にによる犬達の救出に私財を投じて向かい多くの犬達に安住の場所を与えてくださった獣医さん、ボランティアの方達が与えて下さったものです。劣悪な飼養状況によるあらゆる疾病の治療の為病院は満杯状態、そんな状況下ベイブはその病院に入院していたのです。私(厩務員)は1人暮らしで先住ワンコも沢山のニャンコも居るというハンデもあったのですが、少しでもお役に立つことがあればと、一時預かりとして名乗り出たのです。てっきりブリーダーから救出された子が来るのかと思っていたのです。でも、院長が私に預けて下さった子は盲導犬リタイアで腰、他にチョット疾患の有るベイブでした。
ベイブが盲導犬であったこと、何故腰を悪くしたのか、その疾患は治癒の方法が無い事などは預かった後に知った事でした。 盲導犬が人間に与えてくれた事に対する感謝の気持ちは忘れてはならないし、それを実践できる機会を与えられたのだと思いました。でも、私は仕事で外出する時間が長いし、ベイブの功績に値するような世話ができるのだろうかという不安がありました。でも、その不安、懸念は院長の一言が払拭してくれました。
我が家で生活するベイブの写真を見て
「あんなに嬉しそうにいきいきした眼をしたベイブが見れて嬉しい。そのままそちらに置いてくれませんか?」
我が家に来てからあと数カ月で1年、今のベイブの頭の中は食べ物のことしか無いんじゃないの?本当に君は盲導犬だったの?って聞きたい位。
でも、もっともっと、ワガママで自由奔放な子になってほしい
私の帰りを待って、最後に尻尾を振って私の腕の中で安らかに息を引き取りました。
虹の橋の袂でまた会おうね。 |
 |
|
|