長征(ちょうせい)

 1934年10月〜36年10月にかけての、江西省瑞金〜陜西省北部への紅軍大移動の事。
1930年末以来、4次にわたる江西解放区包囲戦に敗れた蒋介石は、1933年秋に大規模な第5次包囲戦を展開。
 モスクワ派の指導する紅軍は陣地防衛戦術をとることによって、34年夏には危機に直面したため、移動を開始した。
1935年1月の遵義(じゅんぎ)会議で指導権を確立した毛沢東は、“北上抗日”の戦略目標を与えて士気を高め、苦難の後に陜西省解放区にはいった。
 第1波の到達は1935年10月。全行程約1万2500キロ、出発時10万の兵は到達時には3万人に減少していた。
36年10月までに各地の紅軍が合流し、延安(えんあん=陜西省北部の都市。49年に北京に移るまでの中国共産党政権の中心都市)を中心に解放区を確立した。


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