カメハメハ王国建国16周年記念 オープン教育講座
「学ぶことは、やさしくなること」
−ウミガメの悩み!?人間の悩み!?−

                                                                                             講師 亀崎直樹博士
 子供たちの可能性を求め「生物学・生態学の基礎から最先端まで」を学ぶカメハメハ王国の特別講座の開催を記念
  して亀崎博士のオープン講座を開きます。
 覚えるだけの学問ではなく「何のために勉強が必要なのか」「知識は人に何を与えるのか」体験・体感を通じて、
  興味・発見から学問・研究へと子供たちをいざなう。
 もはやそこには、受験の目的としての学問や便利な暮らしをするための学問は存在しない。
 教育とはなにか? 真実とはなにか? 物事を公平に見る目とはなにか?
 ウミガメを取り巻く環境は年々厳しさを増し、もはやウミガメだけの生の欲求だけでは生きながらえる事が困難に
  なりつつあります。そして、そこには必ず私たち人間が介在していることも忘れてはなりません。
 長年にわたるウミガメの研究を通じて、亀崎さんがつかんだ真実とは!?
 是非、参加者父兄をはじめ教育関係者、行政関係者など多くの方々にご参加頂ければ幸いです。

     と  き  平成26年8月10日(日)午後1時〜3時
     場  所  牧之原市相良公民館
     そ の 他  参加費無料
     問い合わせ  カメハメハ王国 執事(事務局)山本 (TEL0548 52-4670)

  亀崎直樹氏プロフィール
   1956年愛知県豊橋市生まれ。南の海で魚の研究をしたくて鹿児島大学水産学部に入る。卒業後は名古屋鉄道
  株式会社に入社し水族館(南知多ビーチランド)の設立に参加する。その後、沖縄県八重山諸島黒島にある海中公
  園センター八重山研究所に研究員として出向し、ウミガメやサンゴ礁との付き合いを本格的に始め、その生活を満
  喫する。その後、京都大学理学部動物学教室研修員を経て、京都大学大学院人間環境学研究科に進学、40才でウ
  ミガメの研究で学位(博士)を取得する。現在は日本ウミガメ協議会会長、東京大学大学院農学生命科学研究科客
  員助教授、国際自然保護連合(IUCN)ウミガメ専門委員、河合文化教育研究所研究員などを務め、ウミガメの
  保護や研究活動を幅広く行っている。最近の主なフィールドは沖縄、高知、熊本、モルジブなどで、自宅や事務所
  にいないことで有名。これまで、幼稚園児から老人までの講義、講演を行ってきた中で、一般に勉強といわれてい
  るものが現実と解離していることに疑問を持ち始めている。勉強や学習は、「世の中を公平に見る眼を養い、やさ
  しい心を養うのが目的」が持論。いろんなところで、いろんな人に話をしたい気持ちはあるが、最近は時間が無く
  のが問題である。岡山理科大学生物地球学部教授 神戸市須磨水族園学術統括

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