松島園の紹介

規 模    松島園は、自園の茶園1.4haと7haの共同茶園のお茶を栽培し
         製造 直売を行っています。

場 所    静岡県榛原郡川本町元藤川867番地
         代表 川崎 好和

操業開始   明治35年川崎福太郎により荒茶生産を開始する。
         昭和25年川崎清次により松島園として通信販売を開始。
         現在4代目川崎好和により栽培、製造、直売を行っている。

経営方針  私は、中学卒業の時、校長先生から、色紙に土生、土育、土学、土去
         書いていただきそれ以来自分の職業は農業と思い,お茶作り一筋に
         現在に至っております。
         長い間お茶作りを行って自然に、茶に教わったことは、時代が
         どんなに変わっても物の本質は変わるものではないということです。
         特に農作物は、1年に一度しか収穫できない物ですので一生懸命
         手をかければ収穫の時多くの実りを約束してくれますし、手を抜けば
         それなりの収穫しか与えてくれません。
         人の生き様も作物に教わり、基本に忠実に土作りを中心に
         偽りのない茶作りを行い、消費者に感動を味わっていただける
         茶を提供していきたいと思っています。
       

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茶栽培農家の減少し、残った中でも多くの工場が大型化しています。
大きな工場では、製造過程においてもたくさんの茶葉を一度に製造するため
茶葉の水分を除く過程で、細かい操作ができません。
そのため茶葉が砕け粉の多い、水の色だけは緑色ですが、味も香りも少ない
お茶ができます。
お茶本来の味、香りを追求するならば、当園で採用しているような
小さい機械で製造をしたほうが、生の茶葉の痛み(発酵、蒸れ、)などの点で、
より優れたお茶ができます。
パーフェクトに製造できたお茶の水色は、黄金色か無色です。
それは、茶葉の表面をいためずに中の水分だけを揉み出してあるからです。
それでいて味と香りはしっかりと出ます。
私はあえて合理化、大型化よりも山間地の軟らかい茶葉の特性を生かす
小さな製茶機械でお茶つくりを行っております。
☆☆このごろのお茶の製造に思うこと☆☆
新茶時期の風景(5月)