今まで、そしてこれから・・・
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和裁士になるまで(私の場合です。参考にしてください)
| 普通高校 卒業 |
昭和52年から師匠の家に 住み込み5年間 国家検定2級・和裁教師免許取得 |
独立 自営 |
結婚出産で 3年間休業 |
仕事再開 | 平成7年・職業訓練指導員 平成10年・国家検定1級取得 |
平成23年現在に至る |
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仕事のこだわり・・・
@柄を生かす(柄の配置を良く考えます)
A衿を綺麗に付ける(特に後ろ衿が綺麗に反るような工夫をしています。)
B身頃が表も裏もたるまないように納める直前まで確かめる。
C褄やお袖の丸みを綺麗に。
Dたたんだ時にピタッと、すっきりと仕上げる。
これらは、当たり前の事なのですが、完全に満足する事は中々難しいものです。
まだまだ、色んな事にこだわってこれからも仕事をやっていきたいです。
早縫いコンテスト!と国家試験。
修行中にもよく「早縫いのコンテスト」という大会があり、時々出たときには驚く事ばかりでした。
同じ着物が、出来上がるのに・・・縫っていく肯定がそれぞれの和裁所によって全く違う事です。
糸こきの仕方、コテの当て方、ヘラの仕方・・・しつけの方法・・・縫っていく順番まで・・・。
それぞれの、和裁所の先生の研究と工夫だと思います。
よく「技術を盗む」と言って昔は先生や先輩は中々教えてくれなかったそうですが・・・
今は、勉強会で色んな先生のやり方を教えてもらえる時代になりました。
コンテストや国家試験では決められた時間内に、針目も細かく正確に・・・。
綺麗に仕上げなければなりません。例え一番早く出来ていても仕上がりが悪かったり
針が中に一本でも残っていれば失格です。
私も卒業したての頃に何度かコンテストに出場し、最優秀賞と優秀賞を一度ずついただきました。
その時は正に、「火事場の馬鹿力!」いつもは出ないようなスピードと何かの力が乗り移った
かのように縫えてしまうものなのです。
国家試験は厳しく2回目の挑戦で合格しました。いつもこの時の事を忘れずに仕事をしたいものです
今まで、そしてこれから・・・・
この30年の間には・・・・
修行時代の呉服屋さんやデパートが大繁盛している時代を過ぎて
着物が売れなくなり仕事がどんどん薄くなって来る時代を迎えて
そして、とうとうお世話になっていた呉服屋さんも数軒が閉店してしまいました。
(それは、外国による格安の仕立てやレンタルが増えた事などが理由のひとつと考えられます)
一度は針を持つのをやめようかと考えた時もありましたが・・・
地道に仕事している中で、仕事を紹介して頂いたり・・・
こまごました直し物を受けているうちに、小さな仕事でも出来上がったものを
喜んでくださる方がいる事にやりがいを感じ始めました。
今となっては、続けて来て良かった。と思っています。
これからも、人に喜ばれる仕事をしていつまでも初心を忘れずに
精進していきたいと思っています。
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