日本時間2013年2月16日未明に、2012DA14という小惑星が地球の表面から27700Kmまで接近しました、これは月の軌道はおろか静止衛星軌道よりもさらに内側を通過することになり40年に1度くらいの出来事と言われています、小惑星は直径およそ45m、重さ13万トンと言われています。
最接近は日本時間でAM4:24でしたが日本からはまだ高度が低くて私のところでは確認できませんでしたが4:50頃から見えやすくなっていきました、明るさは7.2等級と肉眼では見えませんでしたが見かけの移動速度は30秒で満月ほどの角度を移動するので、双眼鏡では10秒ほどの間隔でみると動いていることが確認できました。
4:53:05
しし座の足に入ってきた頃から確認が出来るようになりました、固定撮影です。4:54:31
30秒の露出で恒星の日周運動と小惑星の固有運動の違いがわかります。4:57:23
しし座の足から胴体へ移動する小惑星。5:01:38
視野を広げてしし座全体を撮ったもの、小惑星が小さくなってしまったので画像ソフトで明るさを調節してあります、横にあるのは電線、露出は1分。5:05:41
しし座のからだから抜け出た小惑星、人工衛星も写っています。5:12:18
しし座からおおくま座へ移動する。5:16:50
1分ちょっと露出。5:29:05
おおくま座に入った。5:32:29
日の出が近づき空がだいぶ明るくなってきた。