モーレンカンプオオカブト
学名 Chalcosoma moellennkanmpi

ボルネオ島近辺に分布する特産種でカルコソマ属中、最もスマートな種。モーレンカンプの名はこの種に関する報告書を記したドイツ人の名前にちなんでいる。
2005年2月20日(日)
購入・飼育開始

リ○ルファーブルにてWildのペアを購入。う〜ん、3本の角がまっすぐ伸びていてかっこいいじゃないですか。Wildペアですが、ペアリングをして産卵セットした大プラケースに♀を単独で投入。沢山産んでくださいね。

2005年3月5日(土)

♀がろくにエサも食べずに夜になるとブンブン飛んでいます。ちゃんと産卵してくれているのでしょうか?非常に不安です。

2005年3月14日(月)
♂ ★になる

♂の姿勢が昨日と同じだったので、もしやと思いケースを開けて確認するとショックなことに逝去されていました。Wildものだけに何時落ちても不思議はないと店長さんから聞かされていましたが・・・。もう標本行きですか。頼みましたよ、♀モーレン。
丈夫な子供を残してください。

2005年4月3日(日)

ここ最近、♀がマット上を徘徊していることが多い。どうも産卵している様子もないし、産卵セットがわるかったかな?来週になったら再セットしてみましょう。

2005年4月7日(木)
採卵決行

平日の夜でしたが、急遽採卵を決行しました。産んでいるかどうか不安でしたが、開始直後から出るわ出るわで合計53個。かなりのハイペースで産卵していたことになります。しかし産卵直後の卵のうち10個が孵化ようにセットしたマットに埋め込む前に殻がはぜてダメになってしまいました。グランドシロカブトでも一度経験したのですが、産卵直後の小型・大型カブトムシの卵は、採卵中の湿度の高いマットから乾燥した空気の中に取り出されると殻の表面が乾いて収縮してしまい、中身が飛び出してしまうようです。メスを取り出し2週間程度放置してからの採卵であれば中身も成長するようで、このような事態も避けられるでしょう。この経験を次に生かしていきたいものです。無事に採卵した卵は、孵化用のケースで管理します。

2005年4月9日(土)
再度産卵セット

♀がまだ元気なので、再び産卵セットしました。しかし、最初で最後のペアリングから1ヶ月半が経過しています。まだ有精卵をおなかにもっているのでしょうか?

2005年5月3日(火)
最後の産卵

最近、♀のケースをかじる音が聞こえなかったので、確認してみると、♀が死亡していました。4月上旬に採卵した卵も4月下旬からつぎつぎと孵化しています。ある程度はプレ企画に出したいと思います。産卵セットしたケースからは結局14個の卵を採卵しました。

2005年6月18日(土)
幼虫確認
最後に採卵したセットも確認すると全て孵化していました。
合計で54頭の幼虫が採れました。開設したばかりのHPでは販売できる余品の数も少ないので
ビッダーズで販売してみることにしました。いったいいくらで売れるのでしょうか?
2005年6月25日(土)
販売結果
ビッダーズにて販売終了しました。
結果初2令虫5匹で610円。国産カブト並みですね。
今度の幼稚園のバザーで安く販売しましょう。
2005年8月7日(日)
現在の状況
幼稚園で販売したり余品販売の結果、36匹の幼虫がのこりました。
9匹がプレ企画で里子に行くので27匹が残りそうです。
とりあえず、大衣装ケースでしばらく多頭飼育しておきます。
2005年9月10日(土)
マット交換
プレ企画で12匹を他家に養子に出しました。
王国に残ったのは24匹。これらを8匹づつ小衣装ケースに分けて多頭飼育します。
すべて3令に加齢しています。来春にはカチカチマットで長角が羽化するように頑張ります。
2005年12月18日(日)
マット交換
あちこちのプレ企画協賛やら、ご近所に配っていたらいつの間にか手元が10匹になっていました。
それにしてもモーレンの幼虫は元気がないな。暖房の効いた部屋に置いているですが、まだ温度が足りないのかな?エレファスやヘラ系の幼虫は元気なのに。どの個体も黄色がかっていてこれ以上体重増加は望み薄のようです。やはり短角確定か
2006年2月19日(日)
幼虫全滅
マット交換をしようと衣装ケース内を確認すると幼虫が真っ黒になって全滅していました。
年末には24時間暖房室に移したのですが遅かったようです。冷え込みのきつかった12月中旬から下旬にかけて居間のクローゼットで保管していたのがいけなかったようです。
不本意ながら飼育終了です。