ネプチューンオオカブト(幼虫編)
学名 Dynastes neputunus

南米コロンビアに生息する。ヘラクレスに似た形をしているが全身黒色で胸角の両側に小さい小角を持つ。体に比べて細長い角を有している優雅なかぶとむし。高地に生息しているため、成虫・幼虫共に暑さに弱い。幼虫期が長く2年から2年半を有する。

体重測定表(単位はg)

A B C D E
05/03/20 8 11 11 12 8
05/04/17  16   20  15 19 20
05/05/15 28 30 23 23 28
05/06/19 49 42 50 50 51
05/07/23 66 48 42 64 63
05/08/28 66 48 42 65 62
05/11/05 80 54 50 82 76
05/12/29 89 57 54 88 80
06/03/05 94 56 57 92 80


2005年2月10日(木)
購入・飼育開始

リトルファー○ルにてWF1(親産地コロンビア・フンバル)12月孵化の初令虫を5匹購入。頑張って長角を羽化させたいところですが、羽化には2年かかるので気長にやります。

2005年3月20日(日)
体重測定

大プリンケースに入っていた5匹の容器交換と共にマット替え及び体重測定。A 8g・B 11g・C 11g・D 12g・E 8gで全て2令虫になっていました。容器は飼育スペースの都合から100円均一の1Lのプラ容器で単独飼育です。

2005年4月17日(土)
体重測定2

容器を100円均一の1Lプラ容器から同じく100円均一のビデオケースへ。最近飼育頭数が増加しており、全てを昆虫用のプラケースで対応するのが困難になりました。A 15g・B 20g・C 15g・D 15g・E 20gでした。それにしても成長スピードが遅いですね。これからやってくる夏の暑さにはかなり弱いかぶとむしですから対策を考えないといけません。3令虫が1頭、2令虫が4頭です。写真は3令に加齢したての幼虫です。

2005年5月15日(日)
体重測定及びマット交換
マット交換をしました。相変わらず、ゆっくりな体重増加です。全て3令中に加齢しました。
これから暑くなるので、避暑地へケースを移動します。
2005年6月19日(日)
マット交換
定期マット交換です。おお、体重が伸びています。さすが3令初期の成長期です。
このままの勢いで成長して欲しいものです。
2005年7月23日(土)
むむむ?
Cの体重が極端に落ちています。まずい、これはまずい。容器を変更して冷房室へ運び込みましょうか。
2005年8月28日(日)
多頭飼育開始
あわてて冷房室に移したのですが時すでに遅かったのでしょうか?
もはや体重の増加はありません。
ADEが♂、BCが♀です。
ペアになるように大プラケースに2匹づつ入れて飼育します。
Dのみ可愛そうに単独飼育です。
これで羽化時期や体重増加に違いが出ると面白いのですが
2005年11月5日(土)
暑さ過ぎれば
久しぶりにマット交換及び体重測定。あまり期待していなかったのですが、思いのほか体重が伸びています。暑い夏を乗り切ったらこの食欲の秋に全ての個体が体重増加。
♂は100gくらいまで行くのかな?
2005年12月29日(木)
マット交換
孵化から1年を経過しているのに♂♀共にジワジワ体重が増加しています。
それでもだいぶ皮が厚くなってきました。そろそろ体重の増加も止まり、円熟期に入るでしょう。しかし、まだ先は長そうです。
写真は一人暮らしをしているD個体です。
目標は130mmupですが難しいかな?
ヘラヘラのデータからも100gupすれば、羽化後の130mmの壁が越えられそうなのですが。
2006年3月5日(日)
マット交換
孵化から15ヶ月経過してもジワジワ体重増加を続けるネプチューン。
ネプチューンの購入先であるリトルファーブルでは2003年末に孵化した固体が蛹化し始めているとのこと。実に2年半近くかかっていることになります。
王国のネプはそれより1年遅く孵化しているので来年の今頃蛹化することになりそうです。
同じ環境で育てているヘラヘラと比較しても明らかにスローペース。
永井先生がネプとサタンをDynastes属から外したくなるのも分かります。