ヘラスレス・オキシデンタリス
学名 Dynastes hercules occidenntalis

ヘラクレスの亜種。パナマ南部からエクアドル北西部に生息する。オスの頭角は長く直線的で、先端手前の突起は小さい板状になる。胸角基部は若干湾曲し胸角突起は基部にかなり近い。オキシデンタリスは「西部」を意味する。「ホソヘラクレス」の異名を持ち繊細なフォルムが特徴。流通量も多く価格も安価な点や、環境適応能力も高く、入門者向けのヘラクレスと言える。

2005年5月3日(火)
ゴールヘッド血統

kabukabu様よりエクアドル産のゴールヘッド血統の♀を購入。
ゴールドヘッドの♂を是非ブリードしたいと思います。

2005年5月5日(木)
ペア購入

ビッターズにてエクアドル産F2ペア(オス・メス共に4月羽化未後食)を購入。
♂1♀2でブリードに挑戦します。
特に、kabukabu様に譲っていただいたメスは「ゴールヘッド血統」なのでブリードを成功させてオスの光る頭を拝みたいものです。

2005年5月7日(土)
後食開始

ビッダーズで購入したペア♂♀ともに後食を開始しました。♂のエサの食いがまだまだなのでしばらく様子を見ましょう。
その間、♀にはたっぷり栄養を取っていただきます。

2005年5月14日(土)
ゴールドヘッド系統セット

本日ゴールドヘッド系統♀の産卵セットをしました。衣装ケース内に♀♂を念の為1週間同居させておきました。是非50頭程度の幼虫を得たいものです。

2005年6月3日(金)
産卵セット

既に産卵セットしてあるゴールドヘッド系統の♀とは別の♀を2週間程♂の大プラケースにいれておいたのでペアリングはバッチリ。45Lのコンテナボックスにいつもカブトマットを転圧して、♀を放しました。頑張り続けてもらった♂には観賞用としてゆっくりしてもらいましょう。

2005年6月17日(金)
ゴールドヘッド系採卵
セットから1ヶ月を経過したゴールドヘッド系の♀産卵セットを採卵しました。
現在、この採卵作業は飼育の中で1番好きな作業です。
まるで、試験の結果発表のような気分になります。
衣装ケースを使用した結果は、卵32ケ、幼虫1頭でした。
まさかもう幼虫の状態で出てくるとは......。
まずまずの結果です。1日1ヶのペースで産卵していたことになりますね。
2005年7月16日(土)
ゴールドヘッドの孵化状況
バザーの準備中にゴールドヘッド系統採卵タッパーをひっくり返してしましい急遽孵化のチェック。
採卵した卵は32ヶしでたが、28ヶの幼虫が孵化していました。
一方、♂はバザーに展示品として参加。さすがヘラクレス、大人気でした。
2005年7月17日(日)
採卵
ゴールドヘッド系の2回目の採卵をしました。結果21ヶの卵と3匹の幼虫が採れました。
こちらはそろそろ余品販売にまわしましょう。
別系統の採卵もしてみましたがこちらは卵6ヶとあまりかんばしくありませんでした。
同じようにセットしているのになぜ?
2005年9月3日(土)
採卵
別系統の♀がマット上で死んでいました。採卵しましたが土を掘った気配も無くやはり産卵はゼロ。
併せてゴールドヘッド系の3回目の採卵もしました。今回はずいぶん間が空いてしまいました。
結果は初令虫5匹と卵が17ヶ。
オキシはたくさん採れたので機会があればプレ企画で他家に養子に出しましょう。
2005年9月8日(木)
ゴールドヘッド系♀死亡
tsukiさんから譲っていただいた♀が死んでしまいました。
しばらく休んでもらってから産卵セットを組もうかと思い、中プラケースで休養中だったのですが残念です。しかし多くの子供を残してくれて感謝しています。
この子供達の中から金色に輝くヘラクレスが出てくることを祈ります。
2005年10月9日(日)
最終的な幼虫の数
王国に残った最終的な幼虫の数は64頭。このうち半分以上は3令になっており3ヶの大型コンテナで12頭づつ多頭飼育を始めました。プレ企画で6頭を里子に出したので都合70頭の幼虫が採れたことになります。
2005年11月5日(土)
マット交換
大型コンテナ組のマット交換をしました。大きい個体は70g近くまで成虫しています。
しかし、1つのコンテナボックス内で共食いがあったのか12頭から9頭に減っていました。
3令虫になっていれば共食いは無いと思っていたのですが残念です。