画像提供 「ヘラクレスの里」
パチェコヒメゾウカブト
学名 ( Megasoma pachekoi )

メキシコ北西部に棲息する小型ゾウカブトの中では最大種のゾウカブト。
点刻が非常に細かく光沢が強く、体の割りに足が長い。
現地では普通種であり、夏の終わりにかけて発生する。日本国内初入荷となった2005年もこの時期であった。
ゾウカブトだけに成虫での寿命は短い。
種命はタイプ標本の採取を行った教授の名に因む


パチェコ管理表
H1 H2 H3 H4 H5 H6 L1 L2 L3 L4
雌雄
3/13 3.1 2.4 1.1 1.4 1.7 1.5 1.4 1.9 0.9 2.6
4/24 7.3 6.6 1.7 1.3 3.9 3.0 6.3 7.4 4.8 10.0
6/28 7.6 1.5 3.3 17.2 15.8 19.1 16.9
2005年10月26日(水)
初令虫トリオ購入
今年初入荷となったパチェコ。
市内のリトルファーブルでの転倒、いや店頭価格は20万両。
最近、マット代に経費がかかりすぎておりさすがに指をくわえて涙しておりました。
しかし、世の中にはすごいパワーブリーダー様達がいらっしゃいます。
「ヘラクレスの里」のhisuzukiさんもその中のお一人です。
何とランバーで10万両のパチェコ福袋を購入。累代にチャレンジされておられました。
そのブリードの模様を固唾を呑んで拝見していたのです。
なんとか2世がたくさん誕生して余品に回らないかと。
そんなある日リニューアルされた余品販売を見てみるとパチェコの初令虫トリオが市価よりも格安で販売されているではありませんか。
早速購入です。日曜日に届くのが楽しみです。
2005年10月30日(日)
初令虫トリオ到着
船に揺られて片道2時間のカツオ釣りで坊主を喰らった私を慰めてくれたのは到着したばかりのパチェコの幼虫でした。
生着の確認をする為にプリンカップから取り出しましたがまあその小さいこと、小さいこと。
ゾウカブトの仲間だから丈夫だと思うのですがちょっとビビッてます。
2005年11月6日(日)
追加購入
1週間とたたないうちに値段が安くなったので「ヘラクレスの里」様からもう1トリオ追加購入しました。これで雌雄の偏りも平気でしょう。
2005年12月30日(金)
生存確認
6頭になったパチェコの状態を確認しました。ど初令でマットの何処にいるか分からなかった頃に比べればだいぶ大きくなったようです。それでも初令でしょう。
2006年1月9日(月)
ランバー組到着
2006年新春福袋で5頭の初令虫が到着。すべてのカブト福袋におまけでついていたことや、オークションでの短期間の値崩れを見る限りやはり爆産種のようです。
2006年3月12日(日)
容器交換
心臓バクバクのマット交換です。
「ヘラクレスの里」様から譲っていただいた個体をH系統。
「ランバージャック」様の福袋組個体をL系統と表記します。
早速L系統が1頭落ちてしまいました。
右の写真は2令のH1個体。
これでも現在最大個体です。
ち、小さすぎる・・・・・
羽化までどのくらいの期間を要するのか見当もつきません。
2006年4月24日(月)
体重測定
何しろ飼育データのないこのパチェコ。成長スピードが分かりません
1ヶ月半ぶりに体重測定をしました。
何とか10頭全て無事でした。3令に加齢しているものも大分いました。
尻噛みが怖くて雌雄判別は出来ませんでした。
ここまで18℃から20℃の低温で飼育していたのでそろそろ加温して成長を早めたいと思います。
2006年6月28日(水)
かなりクセがあります
10頭全て同一環境の同一マットで飼育していましたがこれほど差がでるとは思いませんでした。H血統は♀親に問題があったのでしょうか?6頭購入して3頭が★。残る3頭も体重の増加具合からみて早晩落ちてしまうでしょう。
L血統はよ〜いドンで1頭落ちた後は4頭順調です。
おそらく2ペアになると思います。
ネットでは新成虫のペアが販売されているらしいですがこちらは蛹化の気配もありません。
まだ、体は真っ白