シムソンメンガタカブト
学名(Trichogomphus simson)
マレー半島からスマトラ島・カリマンタン島に棲息する中型のメンガタカブト。足の鉤爪の力が弱く、木に止まることより土中で過ごす時間が長い。Tricogomphus属は、頭角が真直ぐに上に伸びていることから、「コブサイカブト」の和名を持つ。
このシムソンも学研の図鑑では「シムソンコブサイカブト」と記載されている。
2005年5月6日(金)
成虫ペア購入

仕事帰りにカブトマットを購入するためにリトルファーブルへ立ち寄る。丁度店長が入荷したばかりの東南アジア便を検品中だった。ダーンボールの中を覗き込むとメンガタがいるではありませんか。
まだ値札も付いていないのに、どんどん購入。スマトラ島産Wildペアです。♂48mm♀フリーサイズ。
産卵セットの方法を確認すると多少水分が多めが良いとのこと。帰宅後、早速産卵セットです。

2005年5月17日(火)
真夜中の徘徊者

メンガタカブトは本当に潜るのが得意なんでしょう。♂は夜中マット上を這い回っていますが、昼間は土の中に隠れていますからね。しかし♀も這い回っているのはどうでしょうか?ちゃんと産んでくれていますか?

2005年6月7日(火)
♂他界

恒例のゼリー交換中に、最近ゼリーの減りが少ないので木切れをどかすとすぐ下にジ-ッとしている♂が。
ひょっとして身罷られたかなと持ち上げるとやはり.....。
♀の様子も気になりますが、今産卵セットを暴くとシムソンの卵の状態が悪くなりそうです。
小型カブトの卵は割り出ししない方が良いとと考えているのでここは我慢です。
♂シムンソお疲れ様。

2005年7月10日(日)
産卵セットから2ヶ月経過。ケース外からは幼虫の姿は確認できません。
♀がゼリーを食べた跡も見られませんし、失敗したかな?
どれどれ確認してみましょう。え〜と♀の死骸が出てきました。んんん〜産卵の形跡はありません。
水分を大目にしたつもりでしたが残念です。小型カブトは難しいにゃあ〜