スマトラギデオン
学名(Xylotrupes gideon smatresis)
北はインドから東南アジア一帯、南はオーストラリアにまで棲息するヒメカブト。その中でスマトラ島に棲息する亜種。上翅の色が栗色で、胸角が長く伸びる。
ヒメガブトの仲間は、非常に好戦的な性格でタイなどではカブトムシ相撲が有名。
日本のカブトムシと胸角の頭角のバランスをちょうど逆にしたような形をしていて、親しみやすい。
2005年5月7日(土)
生体購入

ビッダーズにてF2個体を2ペア購入。親産地は当然スマトラ島。♂69mm♀44mmペアと♂61ミリ♀41mmペア。いづれも5/4月羽化。後食を待ってペアリングしたいと考えています。
日本にカブトムシとアフリカに棲息するケンタウルスの中間みたいな体つきをしています。
夜になると本当に「ギーギー」と鳴きます。何のために鳴くのでしょうか?

2005年5月22日(水)
産卵セット組みました

子供に手伝わせながら産卵セットを組みました。大プラケースに水分調整したカブトマットを入れてます。
次に子供にマットを踏み固めさせます。最後に転倒防止用の木切れとゼリーを投入して準備完了。2ペア分別々に
セットしたので沢山産卵してくれるといいな。

2005年7月10日(日)
産卵確認
産卵セットから1ヶ月半が経過したので2セットとも確認しました。
1セット目 初令虫2匹 卵 22ヶ
2セット目 初令虫2匹 卵 15ヶ  でした。
まあこんなもんでしょう。回収した卵はタッパーで管理しています。
2ペアとも再度産卵セットを組みました。幼虫で50頭くらい採りたいですね。
しかし、産卵してくれて良かった良かった。
2005年8月6日(土)
産卵セットの結果
本日、卵を管理していたタッパーの状態と2回目の産卵セットの状況を確認しました。
両セットの♀ともに★になっていました。♂も片方は★になり、1匹だけ♂が残りました。
タッパーから回収した幼虫は両方で31匹。産卵セットしたケース内からは卵は見つからず全て幼虫に孵化してました。合計で50匹前後の幼虫が採れました。
羽化までの時間が短く、管理も楽なので来年の幼稚園のバザーで成虫を出せるようにブリードしたいと思います。
2005年9月3日(土)
マット交換
プレ企画で4頭×2名様で8匹の幼虫を里子に出して数を確認すると40匹になっていました。
大型衣装ケースで20匹づつに分けて多頭飼育することにしました。それにしてもヒメの幼虫は毛深いなぁ。
2005年10月15日(土)
マット交換
1ヶ月ぶりにマット交換をしました。孵化から3ヶ月程度を経過して全て3令虫なっています。
体重測定の結果は以下の通りです。
15g〜19g 11匹  20g〜24g 9匹 25g〜29g 14匹 30g〜 5匹  合計39匹
んんん?1匹落ちてしまったな?
しかし3令初期だけにすごい糞の量でした。
2006年2月19日(日)
大失敗
居間のクローゼット内でこの冬を乗り切ろうと考えていましたが甘かったようです。
昨年11月、12月の厳しい寒さで夜間暖房を止めてしまった居間では温度が足りなかったようです。
温暖に静岡の気候を過信し過ぎました。猛省いたします。飼育終了(T T)