♂ 成虫

♀ 成虫
ブルマイスターツヤクワガタ(画像提供 植木様)
学名 Odontolabis brumeiseri

インド南部に生息する大型のツヤクワガタ。大きい固体は♂で10cmを超え、黒い頭部にオレンジ色の羽を持つ。成虫の寿命は羽化後半年程度。幼虫飼育は菌糸ビンを使用せずに発酵マットで行う。幼虫の期間が長く、♂で1年以上、♀でも8ヶ月以上を要する。大型の個体を作出するポイントは20℃から25℃の低温で長期熟成させること。但しこれをやると♂の場合羽化まで2年を要することになり、雌雄のズレは必至となる。

ブルマイ体重推移

リト○ファーブルの福袋組をL個体 植木様より譲り受けた個体をU個体とします
L個体 L−1 L−2 L−3 L−4 L−5 U個体 U-1 U-2 U-3 U-4 U-5
2月19日 4g 4g 9g 5g 7g 2月19日 3g 3g 2g 5g 3g
3月13日 4g 7g 14g 13g 7g 3月13日 4g 4g 1g 5g 8g
4月9日 10g 13g 24g 23g 17g 4月9日 8g 7g 1g 14g 17g
5月3日 17g 21g 28g 26g 20g 5月3日 15g 16g 19g 25g
5月31日 23g 25g 32g 23g 5月31日 25g 23g 20g 32g
11月13日 23g 29g 36g 23g 11月13日 23g 24g 31g
2005年1月4日(火)
福袋購入

市内専門店で11月頃Wildの生体ペアを販売していて値段を確かめると8万円弱。店内鑑賞のみで、あえなく撤収。しかし、年末になると店長がブリードに成功し、初令虫の販売を開始。店からの年賀状割引で購入しようと心に決めていましたが、福袋に6頭入っていたのでブリード開始。

2005年2月7日(月)

万が一雌雄が偏った場合と、羽化後のペアリングを考えて別血統の初令虫を5匹ビッダーズで落札。しかし、福袋組が1頭死亡しており、5頭になってしまいました。まだ初2令虫なので、1L容器に単独飼育することにします。マットは発酵済みマットを使用します。つまりカブトムシの飼育と同じです。

2005年5月3日(火)

お尻のでっかい3令虫

連休を利用してマットの交換です。私は、ケースにマットを固めて詰めていましたが、ひとつ気が付きました。大きく成長したブルマイの幼虫は頭部に対してお尻が大きすぎてあまり硬く詰めすぎるとマットに潜っていけないのではないかと・・・。事実、同時に飼育中のケルブスの幼虫は容器の下部にいますが、ブルマイはほとんど上部にいます。これでは下部のマットは役に立っていないのではないかと考え、今回は硬く詰めるのをやめました。決してマット詰めが面倒なわけではありません。そういえば、体重の伸びの無かった幼虫が1頭死んでしまいました。残る9頭の中から40gオーバーはでるのか?!これからは暑い夏がやってきます。ブルマイ幼虫ピンチか?

2005年5月31日(火)
梅酒ビン投入

先日、ホームセンターで購入してきた梅酒ビンにブルマイを入れ替える作業をしました。しかし、悲劇が..........またも★になってしまった個体が出てきてしまいました。おそらく♂だったろうと思うのですが残念です。残っている8頭を全て2.8L梅酒ビンへ投入し、我が家でも一番涼しい階段下の倉庫へ移動しました。なんとか40gを越える個体も出てきそうです。

2005年9月11日(日)
その後の様子
久しぶりに梅酒ビンの中を確認しましたが特に異常無し。
カブトムシと違ってそんなにマットを食べないようです。菌糸や材飼育でもないのではっきりマットが減るわけでもないのですが.....
どの幼虫も見た感じでは大きさに変化は無いようでした。蛹化にもずいぶん時間がかかりそうです。とりあえず暑い夏を無事乗り切ってくれてよかったです。
2005年11月13日(日)
マット交換
久しぶりにマット交換と体重測定をしました。
残念ながら今回の測定でも1頭が落ちてしまい残りは7頭になってしまいました。
それにしても体重の増加が少ない。♀はもう止まっているし、♂も40gオーバーは難しそうです。今回は♀は1Lビンに、♂を梅酒ビンに入れました。
2006年1月14日(土)
リトルファーブルのブルマイ
リトルファーブルの今年の福袋にここで飼育中の個体の兄弟が3令ペアで入っていました。
店長いわく、「♂♀とも、じきに蛹化するだろうとのことでした。♂の体重は40g以上あるよ」とのことでした。はてさて王国のブルマイはそれに比べるとやけに小さい。よくよく考えてみると王国のブルマイは初令からず〜っとカブトマットで飼育しています。カブトマットの方がクワガタ用のマットに比べると添加剤の量が少ない。これが影響したのでしょう。いまから変えても幼虫に悪い影響が出るだけので現在初令虫を採っているものは全て店長オススメのクワガタ用の添加剤のたっぷり入ったマットにしましょう。