ユーロミヤマクワガタ
(九州オオクワセンターWild編)

WF1の幼虫を飼育中であるが、九州オオクワ販売様からルーマニア産Wild個体を入手したので産卵から累代にチャレンジしてみたい。
国産ミヤマも相当に難しいといわれるなか、無謀とも思えるが頑張ります。


体長 76.4mm 44.6mm 39.7mm 39.4mm
体重 4.2g 2.8g 2.8g

2005年11月25日(金)
Wild個体落札
ビッダーズにルーマニア産のWild個体が九州オオクワ販売様から出品されていました。
王国で先日♂が羽化して以来、ミヤマに魂を奪われた私は魅入られるように大型ペアを落札。
しかも単品WIld♀を2頭まとめて落札。合計1♂3♀で累代にチャレンジすることにしました。
2005年11月30日(水)
個体到着
いつもどおりの順調な取引で生体が届きました。
仕事から帰宅して確認しましたが、全て無事でした。
早速、大きさと重さをチェック。44.6mmある♀がやけに重い。卵がぎっしりお腹にたまってくれているといいのですが。
2005年12月1日(木)
ピンチ
産卵セットをしようと勉強をはじめると使用するマットはアンテマットの様な微粒子醗酵マットが良いとの事。それならばと仕事帰りにリトルファーブルに立ち寄ると臨時休業。
「11月28日から12月5日まで臨時休業致します」!!
そうだった、店長さんが家族サービスでハワイ旅行に行くと言っていたんだった。
急遽必要になるアンテマットとコバシャの大プラケースをネットで手配。
初めてあの有名な遠藤さんとメールで話をしました。
週末には必要なアイテムが揃うはずです。問題は私の時間が取れるか否かです。
2005年12月4日(日)
産卵セット
予定どおり全てのアイテムが揃ったので仕事の合間を縫って産卵セットを組みました。
大プラケースの底5cmをカブトマット。その上にアンテマットを軽く転圧しながらセットしました。マット内には柔らかめのクヌギ材を入れておきました。
ユーロミヤマはマット産みですが、材が入れてあった方が産卵の促進になるかもしれません。
転倒防止用の木切れを大量に配置してセット完了です。
3ヶもセットすれば少しは採れると願いたいものです。♂のコンディションが思いのほか悪いので追いがけはしません。
持ち腹に期待です。
寿命が短いだけにシビレます。
2005年12月30日(金)
♂死去
本日♂がマット上で☆になっていました。結局生存期間中一度もゼリーを口にすることはありませんでした。同じことが♀でも起こっています。♀達もマット内に潜ったままゼリーを食べていません。
産卵しているからなのか、それとももう落ちてしまったのか。気になります。
2006年2月18日(土)
やっぱりダメだ
3セットの確認をしました。♀が潜っていたマットもあったのですがやはり全滅した。
本当にWILDだったのだろうか?
よく事情が分かりませんが♂♀共にまったくゼリーを食べることがありませんでした。
現地で新成虫を割り出して捕まえているのかそれとも累代品を買わされたのか。
♀も2頭が落ちてしまい、涙も出ません。
かぶトトカルチョの正解は残念ながら
××
2006年3月19日(日)
終戦
最後まで残っていた♀もあえなく☆になってマット上に転がっていました。
非常に残念です。今年は国産ミヤマに挑戦してルカヌス属に関するスキルアップを目指したいと思います。