クルビデンスオオクワガタ
学名 Dorcus curvidens

タイ・インド・ベトナム・ラオス。ミャンマー等に生息ほっそりとして光沢があり、フ節が細かいことで区別できる。但し、人気に関してはホーペイに押され残念イマイチです。大雑把に分けると内歯の競り上がりの小さいヒマラヤ系と内歯の競り上がりの大きい中央アジア系がいます。

2005年1月4日(火)
福袋購入

リト○ファーブルの2005年新春福袋に初令虫が3匹入っていたので飼育開始。
福袋を開けて「ミャンマークルビ」の文字を読んだ時、何のことかわかりませんでした。
クワガタについてはあまり興味がありませんでしたから。
店長からオオクワガタだよと言われ初めてクルビの存在を知りました。

2005年2月6日(日)

福袋の中の中型プリンカップに入っていた幼虫が3ヶ月経過して、さすがに狭いだろうと思い、リト○ファーブルへ行き1L菌糸ビンを購入。雌雄を判別する技術を持ち合わせていないのでそのままセットし直して飼育棚へ。

2005年4月2日(土)

菌糸ビンの中の幼虫を確認すると、まあでかくなっていること。ゴールデンウィーク前には菌糸ビンの交換をしないとね。

2005年5月3日(火)
雌雄の判別

休みを利用してリト○ファーブルへ。菌糸ビンの交換と雌雄の判別をしてもらうつもりで行く。結果、♂1♀2の理想的な組み合わせ。店長いわく「♀は蛹室を作っていますから、7月中には羽化しますよ。」との事。え?そんなに早いの?♂はビン交換。それ程大きくないので、1LビンでOKとの事。寂しいな...
大きい個体は75mmを超えるというのに。

2005年5月7日(土)
♀の蛹化

蛹室を作っているとの指摘のあった菌糸ビンを確認すると、確かに蛹になっているではありませんか。さすが、店長!この調子なら6月中には羽化しそうですね。
♂は相変わらず蛹化の気配がありません。しかし、オオクガワタの仲間は長生きだし、何とか累代はできそうです。

2005年6月7日(火)
♀羽化

火曜深夜恒例の生体のチェック中、菌糸ビンの中を確認してみると黒いものがガサガサ動いている。まさか、もう羽化したのか。いやあ、早いですな。♂はまだ幼虫やっているというのに。しかし、オオクワガタの仲間の♀って翅にスジが通っていたかな?この♀本当にクルビなのか?

2005年6月17日(金)
♂ビン交換
上翅にスジが通ったこの♀やはりクルビでした。
本で調べてみると♀はこのようなスジが通っているのが分かりました。
♂もそろそろ菌糸ビンの交換をした方が良いと思い、いよいよ2Lビンに交換しました。
しかし、かなりシワシワでひょっとしたら蛹化が近いのかな感じました。
いったいどうなることやら?
大型個体にはなりそうもありません。
2005年8月5日(金)
♂の末路
先月末、♂が蛹化しました。しかし、その後色がどんどんドス黒くなっていきました。
どう見ても死んでいるとしか思えません。掘り出して確認してみるとやはり★になっていました。
ことの顛末をリトルファーブルの店長に話すと、「これ持っていって下さい」と差し出されたのはクルビの♂新成虫。私が羽化させ損なった♂の兄弟とのこと。
ありがとう店長。これで来年につながるよ。