グランディスオオクワガタ
学名 Dorcus grandis grandis

アンタエウス・シェンクリングと並んで最も大きくなるオオクワガタのひとつ ラオス、ミャンマー、ベトナム、インドに生息します 成虫の寿命は2年程度 産卵木に産卵するがかなり難しい
2005年1月4日(火)
生体購入

市内専門店にて購入した福袋に入っていました。♂が10月羽化、♀が8月羽化(WF1親ラオス・シェンクアン)の個体。現在冬眠中といったところです。春になったら、産卵用にセットしてみましょう。

2005年4月2日(土)
確認

暖かくなり始め♂はぼちぼちゼリーを食べているようです。しかし、♀は相変わらず冬眠中です。

2005年5月26日(木)
決死のペアリング

暖かくなり、♂♀ともにゼリーをコンスタントに食べているのでペアリングしてみました。ペアリングといっても、♂♀別居用のプラケース内の間仕切りをはずすだけ。これで、普段は顔は見えても一緒になれなかった2人が一緒に暮らせるようになるわけです。問題は家庭内暴力だけです。でもオオクワの仲間は温厚でフェミニストのはずだから大丈夫よね。

2005年6月4日(土)
産卵セット

リトルファーブル店長の薦めで、レイシ材を投入しました。元来グランディスは多産ではないらしい。まあ、あまり期待しないで待っていよう。コウノトリさんのご機嫌次第だね。(いや、10%の♀のアタリハズレ、20%の飼主の努力、30%の投入材と♀との相性、残る40%は飼主の運だな。コウノトリは幼虫を運んでくれたりしない。どちらかとういと喰っちまいそうだ!)
写真はセットの様子。
左右にあるのが樹皮をむいたレイシ材。真ん中にある中途半端なのはクヌギです。このクヌギはレイシ材の転がり防止用です。

2005年8月28日(日)
幼虫ゲット
セットしたら忘れるのが吉といわれていた材産みのクワガタ。
久しぶりにチェックするとレイシ材はほとんど粉々。
生れ落ちた幼虫対策用のマット内を確認すると出てきましたよ、幼虫が....
材割でなかったところが少々不満ですが貴重なグランディスですから贅沢は言いません。
初令のまま菌糸カップで投入です。その日の内に新しいレイシ材を投入しました。
グランディスの産卵時期は春から初夏にかけて。時期はずれに良く産んだものです。
この調子もう一度産んでくれないかな。
2005年10月8日(土)
幼虫割り出し
再び幼虫の割り出しをしました。2令虫と思われる幼虫を6匹ゲットしました。4匹は♀が細かく砕いてマット状になった木屑の中から出てきました。クセがあると言われるグランディスでこれだけとれればクワガタの呪いは解けたのでしょうか?