マキシムスマルバネクワガタ
学名 (Neolucanus Maximus)
約40種いるマルバネクワガタの中でも比較的入手が簡単で大きく育つ。
インド北部からベトナム、ラオス、中国台湾にかけて現在4亜種が知られており、王国で購入したのは基亜種になる。大型のオスでも長歯にならない。マット産みで、♀のアタリハズレが大きいと言われる。アタリの♀であれば100ヶを越える幼虫を得ることも可能。幼虫の期間は1年半程度。活動を開始してからの寿命は半年程度。
2005年10月28日(金)
成虫ペア購入
リトルファーブルにてタイ・ドイサケット産のWildペアを購入。
♂68mm♀55mmです。
マルバネクワガタなのでマット産み。
ただし、相当にクセのある種で産まない♀はどうセットしても産卵しないようです。卵出しをすると孵化率が極端に落ちるので卵を確認しても孵化してしばらく待つ方が良い結果が得られます。
カブト飼育でこまめに採卵するクセのついている私は要注意です。
今回は放置プレイに徹したいと思います。そういえば、某HPではマルバネクワガタの産卵セットを幼虫孵化後も相当期間放置して初令虫が共食いして数が半分くらいになるまで待つというのがありました。これをやると弱い個体が淘汰され、強い固体はそれを栄養源にしてより大きく育つという考え方によるものです。
非情な考え方ですが、確実に大きな個体が羽化してくるようです。
ちょっとジャッキーには出来ないかな。
2005年10月29日(土)
産卵セット
ほとんどマット産みといわれるマルバネクワガタ。リトルファーブルにも以前はマルバネ専用マットが置いてあったそうですが、現在は取り寄せていないとのことで、ブラック添加マットを使用するように薦められました。
多少クセがあるので苦戦するかもしれないとのことでしたが、ダメ元でチャレンジです。
2006年1月29日(日)
トト正解発表
セットから3ヶ月が経過したので産卵セットを解除しました。
ケースの中のゼリーは一度も食べられることはありませんでした。
ケースの中はコバエが飛び回っています。幼虫による食痕はありません。それどころか産卵の為に♀が作る坑道もありません。マット上も変化に乏しい様子なので厳しい結果は予想されます。
マットをひっくり返すとケースの底に♀の亡骸がありました。底の方に亡骸があったのでひょっとしたらとの期待が広がりました。しかしマット内に産卵の形跡も幼虫も確認出来ませんでした。
よってQ1の正解は
×
まずは黒星スタートです。
まあ予想通りです。
でもマット産みだから期待してたのにな。残念
2006年2月18日(土)
♂も☆に
♀が死んだあともひとり気ままに暮らしていた♂が死んでしまいました。
やはりクセのあるといわれたマキシムス。
機会があれば今度はちゃんとした専用マットで挑戦したいと思います。