ニジイロクワガタ
学名 Phalacrognathus muelleri
オーストラリア最大のクワガタでその名のとおり虹色のメタリックボディを持つ。♂は大きいものでは70mmを超える。生息地は熱帯の山林地帯で多湿を好む傾向にある。産卵セットをした場合は、長期間放置しておくと孵化した幼虫を♀成虫が捕食してしまうので注意が必要。日本の玉虫のように豪華絢爛な色合いの為、海外でも標本としての評価が高い。ちなみに農水省が外産クワガタの生体の輸入許可を出した第1号はこのニジイロです。
「muelleri」の名はドイツの甲虫学者「Wilhelm muller」氏に因む。 
2005年5月23日(月)
成虫ペア購入

いつもの店に飼育グッズを買いに行くとふとニジイロクワガタが目にとまった。この店にも置いてあったのですね。産地はオーストラリア・クィーンズランド州で累代はF4。♂5/1月羽化の58mm,♀5/1羽化の40mmです。
産卵セットはキクロマットのような微粒子マット内にばら撒くように産卵し、簡単とのことでした。既に後食を始めており、Q-BOXに産卵セットしました。微粒子マット中に産卵促進用のコナラを埋め込んであります。
さあ、連敗ストップなるか!

2005年7月16日(土)
ニジイロホスト
本日の幼稚園バザーに♂が展示品として参加。「ムシキングワールド」と手作り看板を作って展示していましたが、まだムシキングカードには出てないんだよね。
時間もなかったので、名前の紹介もしてなっかたけど子供達は「あ、ニジイロクワガタ」と名前が分かる。
たいしたものだと感心。それにたいしてご父兄達は「おお、玉虫が飾ってあるぞ。しかも生きてる。」
まあ似たようなものですけどね。
この玉虫みたいなニジイロ♂。お母様達には大人気でした。
衣装が派手派手ですからね。
005年7月17日(日)
連敗ストッパー
ついに連敗が止まりました。本日ニジイロの産卵セットを確認するとカチカチに固めておいた微粒子マット内から、初2令虫が13匹。よくやった、虹子!
リトルファーブルに電話すると菌糸ビンの方が大きくなるし、この血統は大型血統。
早速菌糸に投入するために夜にも関わらず、お店へ幼虫を持って出かける。
しかも、出かける間際に姫(私の娘)に見つかり連れて行くはめに。
なぜわざわざ幼虫を持っていくか。それは店で投入してもらった方が楽だから。
なぜ姫が昆虫屋に行くか?ただ出かけるのが好きだから(妻はお父さんが好きだからだよという)。
なぜ王子は昆虫屋に行かないのか?実は少し飽きてるから(妻は疲れていたからだよという)。
店に到着すると閉店30分まえなのに3人の男の子を連れたお父さんがいた。
気にもとめずに店長と談笑しながら、ニジイロを菌糸カップに入れていた。すると姫とその3人の中の一番小さい男の子は知り合いらしく遊び始めた。一体どういう関係なんだお前達は?結論......同じ幼稚園の隣のクラスでした。そのお父さんから「昨日幼稚園のバザーでカブトムシの販売があったらしいですね」
店長が私を見る。店長は誰がやったかを知っている。世間は狭い。しかも残りの男の子は兄弟ではなく、よその家の子らしい。
名前を尋ねると○○○○○○。私と同じ町内でその氏名。まさか............
私の本職の大事なお客様(某会社の次長)のご子息であらしゃりましたか。
どうぞ、どうぞと彼らが食い入るような視線で見ていたニジイロの幼虫の菌糸カップを2ヶづつプレゼント。
ホントニセケンハセマカッタ・・・・(´・ω・`)。
2005年8月28日(日)
産卵セット失敗
前回の成功に気を良くして今回も幼虫がタコ採れだと思いマット内を確認しました。採取まえから気になっていたのは卵の姿が見えなかったこと。結果は産卵ゼロ。思い当たる反省点はマットの水分が足りなかったことか。
再度セットしなおしてチャレンジです。
2005年9月14日(水)
虹男他界
めっきりエサの量が減っていた♂が死んでしまいました。それでも多くの幼虫が残ってくれそうです。
綺麗な標本になってください。
2005年10月15日(土)
何故か産まない♀
再セットしたのに全く♀が産卵している様子見られません。念のためマット内を確認するとやはり産卵数はゼロ。
心なしか♀も弱っているようだし.....。一度産卵セットを解除してゆっくり休ませみようか?しかしそろそろ寿命かな?