リノケロスフタマタクワガタ
学名 Hexarthrius rhinoceros
東南アジアを中心に広く分布しているフタマタクワガタの一種。フタマタ属名のHexaはラテン語で6を意味し、触覚が6節あるのが特徴。一部の例外を除いて♂は70mmを超える大型に育ち立派な大顎を持つ。rhinocerosは「サイ」を意味する。頭部にサイの角のような突き出した部分があるところからこの名が付いたと考えられる。


2005年3月22日(火)
生体ペア購入

ニューサクセス様よりスマトラ島産Wild♂95mm♀40mmのペアを購入。マンディを探していたのですが、入荷シーズンには少し早かったので代わりにリノケロスを購入しました。
大アゴの曲線に品位を感じます。
♀は持腹と思われるので、危険を冒さずに産卵セットを組んでみます。
いつものリトルファーブルの店長さんのアドバイス通り、レイシ材でチャレンジ。

2005年5月14日(土)
♀産卵せず
セットから1ヶ月半が経過しました。セット中、時々♀がケース内をうろついている姿は確認していました。
しかし参りました。まったく齧った跡がない。レイシ材を全てマットに埋め込んだのがいけなかったのでしょか?
高価なレイシを投入してこの結果はヘコみますね。
2005年5月27日(金)
決死のペアリング
季節が暖かくなったので、気持ちを切り替えてもう一度産卵セットすべく♂のケース内に♀を投入。エサのゼリーと木切れを入れて3日間の勝負です。うまくペアリングしてくれ〜!
2005年5月29日(日)
落日

シャッキー「警部、殺人いや殺虫事件です」
王子「またか、でガイシャ(被害者)は誰だ?」
ジャッキー「リノケロスの♀です」
王子「そうか、で原因は?」
ジャッキー「♂のドメスチックバイオレンスです。」
王子「英語を使うな、日本語変換しろ」
ジャッキー「アホな飼主が気の荒い♂と♀を同居させたみたいです。」
王子「あの親父にかかると♀は災難だな。これで、タンランドゥス♀、スマヒラ♀に続いて3件目か。」
ジャッキー「これ以上悲惨な飼育日記を残さないようによく言っときます」

すいません。♀の体と首がはなれていました。トホホホ.......

2005年7月17日(日)
クワガタムシの花道
昨日の幼稚園バザーは30℃を越える夏日での開催でした。
ムシキングワールドと題して、ヘラクレスリッキー等が当たる昆虫クジと併せて展覧会をやっていました。
クワガタから参加したのは、パラワン・ラコダール・タランドゥス・ニジイロ・ギラファ、そしてリノケロスでした。
暑さ対策をしていたのですが、リノケロスの体調が悪化、そのまま☆になってしまいました。
思えば野外品にも関わらず、4ヶ月間我々の目を楽しませてくれました。
最後はたくさんの幼稚園児にその勇姿を見せながら.......(子供達はみんなマンディと勘違いしていたけど.....)。

終了です。