第22日目

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 日 時  平成10年6月6日(土) 天候 曇り



梅地のタブ

 『わが町わが村自慢の木』に本川根町の木として紹介されていたので早速見に行く。本川根町千頭から井川へ向かう道を、工事中の長島ダムを過ぎて接岨峡温泉へ下る。目的のタブは橋を渡ったすぐの『タブの木の宿』と看板の出た民宿の裏山にあった。
 民宿に被さるように苔と宿り木に覆われた古木があった。地上1.5mほどで二本に分かれた主幹の山側の一本が朽ちて切られ、蓋がされている。また残った幹も、4mほどの高さの太い枝が折れたためか、切られて蓋がされている。恐らく内部の空洞化はかなり進んでいるのであろう。
 本川根町梅地は500年ほど昔、京都の梅津の里より移り住んだ筑地氏により開かれたといわれている。このタブの木はその筑地一族の守護神でもあったようだ。



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