日本の巨木
−第13回−
(宮崎県)
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日 時 平成11年6月17日(木) 天候 はれ
高鍋のクス
生育県 宮崎県
生育地 宮崎県児湯郡高鍋町字南高鍋字旧城内 舞鶴神社
指定 国指定天然記念物
樹種 クスノキ(クスノキ科)
幹周囲 10m
根回り 10.3m
枝張り 東西 20m
枝張り 南北 28m
樹高 35m
樹齢 500年
巡礼日時 1999年6月17日 PM0:40
国道10号線を宮崎県高鍋町に入り、高鍋町役場の標識に従い西に折れ、役場の角を左折すると右手道路沿いの一段高い所に巨大な楠が見える。この『高鍋のクス』のある場所は高鍋城址(舞鶴公園)の北詰、舞鶴神社の境内右手である。
二又に分かれた太い幹のそれぞれに一級の巨木の貫禄があり、さすがに国指定のクスだと思う。しかし根元中心に腐朽が進んだためであろうか、モルタル等でしっかりと補修されワイヤーで倒壊を防ぐなど、手厚く手当されたのは良いが、一見異様な印象を受けたのが残念である。補修部分の彩色が茄子の紫というのが頂けない。
昭和二十年の台風で幹や枝を損傷して年々老衰が目立つようになったのだという。
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