かいづ

 

 讃友会 会報 37                発行責任者      原 保

 平成21年7月1日発行               構成編集         八田寿人

 

 

2008 第二回 例会

 

開催日

 

6月13日

 

 

 

 

天候

 

晴れ

 

 

 

 

結果

優勝

黒川 洋次氏

4枚

 2.34s

金指

 

 

二位

飯塚 和重氏

3枚

2.04s

貯木14

 

 

三位

桑原 浩二氏

2枚

1.64s

鋼管深

 

 

大物賞

石井 正久氏

39cm

2.46s

へこみ左

 

大会幹事としてのコメント                              寺尾 総一郎

今回の大会には取引先の会長のご葬儀になってしまい欠席することになりました。

当日の朝の準備には早朝の為行くことが出来ましたが、大会終了後の検量及び表彰式にはメンバーに迷惑をかけました。

特に 黒川君には前日可かわいがっていた愛犬が亡くなったにもかかわらず司会等を行ってもらい有難うございました。

今回の優勝者 黒川君、 第二位の飯塚君、三位の桑原君 おめでとう御座います。

何時も大会前日に山本さんの所に行き、ポイントの選択等打ち合わせするのですが今回も打ち合わせ中、
山本さんからは、優勝者の黒川君のポイント 金指、第二位の飯塚君のポイント 
貯木14番などお勧めポイントの声も出ませんでしたが、私の経験と事前の調査でこの二つのポイントを入れることにいたしました。

本来なら 三保沖、沖提も入れたかったのですが 今思えば実行していた方が良かったかも?
選んだポイントで釣果を出してもらいうれしく思います。

 

讃友会に入会して                                     鶴田 衛

清水港のカセ釣りを始めてから15年と釣歴だけは長いのですが、月一回の釣行なので、

腕のほうは少しも上達していない。そんな私に近藤さんから入会のお声を掛けていただいた。

皆さんの迷惑になるのではないかと躊躇したが、上手な人の釣りを覚えることも良いと思い、入会することに決めました。

さて、2月14の大会。朝の集合時、会員の多さにまず圧倒された。雨は弱まってきたが風は強いなか出船。

ポイントは貯木場、同船者は嶋崎さん。ポイントに着いてビックリ、潮はぶっ飛び、波はザバザバ、

私の腕では何ともなりませんでした。そんななか嶋崎さんは47センチ以下2枚の釣果で腕の差は歴然、

まだまだ覚えることが多いようです。

 

ご挨拶                                           伊豫田 鋼史

伊豫田鋼史(イヨダコウジ)と申します。清水に通いはじめて約10年の岡崎市産の43歳です。どうかよろしくお願いします。

「釣りは楽しむためにやる、釣れなくても景色や雰囲気を楽しめば満足」ということを耳にします、私も大賛成です。

でも、やっぱり釣れたほうがいいに決まっています。上手になりたいです。

2月の例会でご一緒させたいただいた黒川さんのアドバイスは目からウロコが落ちる思いでした。

大変参考になりました。讃友会のレベルの高さを痛感いたしました。これからも例会に参加した時には、

皆さんの技を参考にさせて頂き、少しでも上達できるよう努力していきたいと思います。

若輩者ですが、どうか宜しくご指導の方お願い致します。

 

 

同じ日は二度と来ない                              黒川 洋次

『同じ日は二度と来ない』原会長の口癖だが、それをこの日はしみじみと感じた。

例会前日朝、13年間共に過ごした愛犬が息を引き取り、午前中会社も休みずっと泣いていたが、
例会に参加出来なくなった寺尾さん、石田さんから運営の代役を任されており、泣いている場合じゃないと奮起! 

尊敬する先輩から仕事を任されることは、嬉しく有難いもの・・・m(_ _)m

釣り場は金指、投げ釣りの下手な私には不向きな場所なのだろうが、昨年も今ごろ楽しい釣りをしたのを思い出し、

気を良くして準備を開始。フグの妄執を警戒し、薄いコマセを打ってから竿を出したものの、

1時間経過しても餌取りは現れないため、アミをたっぷりあんこにしたコマセを10個程追加した。

やがて餌取りが登場、餌をべったり這わせてフグをかわし、その後来るはずのチヌのあたりをじっくり待った・・・ つもりだった。

しかし、あたりは無く、餌を動かすとフグの餌食となる・・・ その繰り返しのうちに弁当船が来てしまった。

取り急ぎ昼飯を平らげ、釣りを始めようと思った時、中村敏一さんから着信があったのに気がついた。

この日の金指は船の補修工事の音で、携帯の着信音が聞こえなかった。

釣れる気配もないので、長電話をするつもりで活サナギをそのまま針に刺し、海水につけると浮いたので、

Bを針の真下に打って放り込んでから電話をかけた。

『釣れないですよ・・・』と、さんざん泣き言を言っていると、サナギ特有の凄いあたりで、そこそこのキビレが釣れちゃった。

よしこれからだ!と思ったものの、状況はなにも変わらず・・・

1時間程して今度は児島さんからの着信に気づき、エビを2匹がけして遠投した後、

電話をかけ冗談を言い合って笑っていると、モゾモゾとあたりがありチンタが喰って来た。

釣れるのは電話の時ばかり・・・

もしかして、チヌのあたりをじっくり待てていなかったのでは???

去年の6月の金指と、天候も餌取りも同じようだけど、真冬のように我慢しないと喰って来ないのかも・・・

それから我慢の釣に徹し、大粒のダンゴ釣りで2匹のチヌを追加しまさかの優勝。

私生活も、例会運営も、海の状況も、成績も・・・ めったに無いことがこの2日間に凝縮されて、忘れられない一日となった。

今日の釣果は、中村さんと児島さんのおかげでした・・・m(_ _)m