水辺の約束、ゴミモチカエル シンボルキャラクター「モチカエル」



水辺感謝の日に、加盟団体が清掃活動


        
  (財)日本釣技術振興会が主催する「水辺感謝の日」全国一斉釣り場清掃デーに、本年も海を守る会有志、

  及び加盟団体が清掃活動を行った。その活動を報告させていただく。                 

  


清水釣船業協同組合
    清水釣船業協同組合では水辺感謝の日を10月5日として清水港に浮遊しているゴミを回収しました。

   当組合では、平成4年より毎月一回、この清掃活動を実施しています。              

    今年は大雨となった日が多かったためか家庭からのゴミ以外に、川から草木が大量に港内に流れてき

   ました。自然から出るゴミですので自然分解されて環境には大きな影響は与えませんが、岸に打ち上げ

   られれば悪臭プンプン、美観も損ないます。また清水港は多くの船が行き来する場所です。大木にスク

   リューを当てれば大きな故障につながることはもちろん、草木も絡まればエンジンに大きな負担がかか

   ります。さらに、細かい木片は冷却器の吸い込み口を詰まらせオーバーヒートの原因にもなります。操

   船される方々ならみな苦い経験をされていることと思います。                  

    河川で草木を刈られる方々、本当にご苦労様です。ただ、草木を刈り取った後のことをぜひ考えてい

   ただきたいと思います。大雨が降れば河川敷はきれいになりましょうが、そのとばっちりは海の方へと

   行きます。最後まで後始末をしっかりしてくださるようにお願いします。             

    通勤時間帯には人通りの多くなる波止場で清掃作業をしていると、あいさつしてくれる方も増えたよ

   うに思います。とてもそのことは励みになっています。活動した当初はゴミを拾っている側で平気でゴ

   ミを落としている人もありましたから少しずつは人に与える意識も変わってきたように思います。我々

   少人数だけでは清水港はきれいになりません。みなで清水港を美しい港に育て上げましょう!    

    まずは海と親しんでください。海からのメッセージがきっと聞こえてくるはずです。       



清水市釣具商組合
    当組合では月例で清水港各岸壁を順番で清掃しているが、本年の水辺感謝の日に合わせ、10月16日、

   日之出埠頭岸壁を組合員10名にて清掃活動を行った。                      

    清水港の顔ともなっている日之出埠頭は、近年整備が進み清水の重要な観光スポットとなっているだ

   けに、昔のようにゴミが散乱しているようなことが少なくなった。                

        環境が良くなれば、美化意識が出てくる良い例だろう。                    



駿河湾海を守る会有志
    本年は、10月15日9時より2時間、有志13名にて、興津第1・第2埠頭の清掃を行った。       

   第1埠頭赤灯台周辺は釣り人がいっぱい、それと共にコマセの残り、弁当殻、空き缶、ペットボトル、

   釣り仕掛けなどが散乱し、異臭も漂っていた。                         

    釣り人たちは我々の清掃には無関心に釣り糸をたれている。ただ救いは赤灯台周辺では、釣り場清掃

   用の掃除道具が隅に置かれており、誰かが時々掃除していると思われる。             

    掃除の途中で、軽トラ屋台のラーメン屋がやってきた。数人の釣り人がラーメンを食べているのを見

   たが、釣り人が食べ終わる前に屋台は行ってしまった。残された釣り人はスチロールのどんぶりをその

   場に置き釣りを再開する。残されたどんぶりは、ちょっと風が吹けばそのまま海に落ちて漂っていって

   しまう。怒りをおぼえる光景だ。                               

    釣り人にせめて自分のゴミだけでも持って帰って貰おうとチラシとゴミ袋を配布した。      



清掃後

会の活動

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