海上安全パトロール

清水釣船業協同組合
吉原浩二


	 私は平成9年より海上安全指導員にしていただき、清水港で釣船業を営み14年が過ぎ
ようとしております。年間で310日あまり出船し約千時間清水港内のどこかに居ること
になります
船は1.4トンの小型艇で釣り客を乗せた和船(ボート)曳き釣り場まで送迎しております。
その作業の手のすく8時半より1時間、月に一度私と納本さん貝森さん3名で海上安全パ
トロールを行っております。
 清水港は隣接する企業が数多くあり50mクラスの小型本船、大型本船、カーフェリー、
他種船舶など非常に多くの船舶が航行、停泊しております。特に航路での釣り、ウインド
サーフィンなどはやめましょう。土日曜日によく見うけられます。風の強い日に限ってウ
インドサーフィンと狭い所での水上バイクなど猛スピードで走っています。航行時には注意
しましょう。私はウインドサーフィン者を助けたこと2名、機関故障でえい航した船舶4回
有ります。又、高い岸壁からの釣りは手摺りなどなく、海上安全パトロール時に注意を呼び
かけますが大変危険に思われます。又、出航前の気象情報を必ずチェックしましょう。
私は職業柄必ずチェックします。近年マリンレジャーは手軽に出来るようになり年々清水港も
プレジャーボートなどの小型船舶が増えてきたように思われます。海に出る者の心得として
『船(自分)は水の上に浮いている』という意識を常に持ち自らの安全、マナーを守って欲
しいものです

会の活動

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