熱が出たときは

 熱が出るということは、病気で身体がまいっているということです。暖かくして、身体を休めましょう。

衣類:普段より1枚多くして、暖かく。汗をかくようなら、1枚減らす。
お風呂:38度を越えるときはやめる。
解熱剤:熱でぐったりするようなら、使っても良いでしょう。

 

風邪をひいたと思ったら

 まずは、身体を休めましょう。充分な睡眠をとることがとても大切です。家でのんびり、ごろごろしていましょう。
 高い熱が続いたり、咳がひどかったりするときは、医師の診察を受けた方がよいでしょう。

 

下痢の時の食事

 下痢をすると、食欲がなくなります。これは、自己防衛反応です。つまり、下痢というのは腸が病気でまいっているのですから、腸を休ませてやる必要があるのです。つまり、食事を控える必要があるのです。栄養分の多いものは、腸に負担がかかります。栄養価の少ないもので過ごしましょう。
 避けた方がよい食べ物を以下に示します:

油、脂肪分を含むもの(シチュー、ラーメン、バターなど)
卵製品(プリン、カステラ、卵焼きなど)
乳製品(ヨーグルト、乳酸菌飲料、牛乳、ミルクなど)
果汁、くだもの(リンゴジュース、オレンジジュースなど)

 

嘔吐の時の食事

嘔吐を繰り返すときには、次のことに気をつけましょう!
1. 嘔吐のあと、2時間は飲んだり食べたりさせない。
2. 2時間以上嘔吐がなければ、水分を少し飲ませてみる。
  <飲んでよいもの>
     水・麦茶・お茶・イオン飲料
  <飲ませ方>
     ・一回量を少なめに!
        乳幼児   30〜40ml
        小学生   40〜70ml
        中学生以上 50〜100ml
     ・30分〜1時間くらい間隔をあけ、
      吐かないようなら2〜3回繰り返してみる。
3. 数回水分をとっても吐かないことが確認されたら、欲しがれば少し食べさせてみる。
  <食べてよいもの>
     ・炭水化物(ご飯・お粥・うどん)
  <食べないほうがよいもの>
     ・油、脂肪分を含んだもの(シチュー、ラーメン、バター、チーズなど)
     ・卵製品(プリン、カステラ、卵焼きなど)
     ・乳製品(ヨーグルト、乳酸菌飲料、牛乳、ミルクなど)
     ・果汁(リンゴジュース、オレンジジュース、果物など)
4. これで吐かなければ、食べる量や種類を徐々に増やしてゆく。
(注意:嘔吐が頻回で、水分が取れない状態が長く続くと「脱水症状」を起こします。そのようなときは点滴が必要です。)