薬の飲ませ方

<乳児の場合>
 水ぐすりはそのまま、粉ぐすりは少量の湯ざましで、だんご状にして上あごにこすりつけ、その後、水、湯ざまし、ミルクなどを与えます。溶かすときは、ひとくちで飲める量にします。
 一回分のミルクに混ぜると、全部飲まなかったりミルク嫌いになったりしますので、少量のミルクに溶かして薬を与え、それからおいしいミルクを与えます。
<幼児の場合>
 水ぐすりも粉ぐすりもなるべく他のものに溶かさないで、そのまま与えるようにしましょう。あとが楽になりますよ。薬を嫌がるときには、本人が納得すれば何に混ぜてもかまいません。ヨーグルト、アイスクリームなどがお勧めです。
 薬によっては、溶かすとにがくなるものもあるので注意しましょう。

・食前それとも食後?
 基本的にはどちらでもかまいません。ただ、食後は満腹で飲まなかったり、食べたものと一緒に吐いてしまうこともあるので、食前の方がよいかもしれません。

・「1日3回」は、いつがよいの?
 食事にとらわれず、起きている時間の3等分を目安にして下さい。例えば、午前8時、午後2時、午後8時などです。
 幼稚園などで昼に飲めないときには、「朝」「幼稚園から帰ってすぐ」「寝る前」の3回でも良いでしょう。

 

解熱剤の使い方

・熱で頭が悪くなる?
 昔から「熱が続くと脳がやられる」などと言いますが、これは迷信です。40℃くらいの熱があっても脳はやられませんから安心して下さい。「脳がやられる」のは、脳炎や髄膜炎など脳にウイルスや細菌が侵入する特殊な病気の場合です。

・熱は善玉?悪玉?
 「熱がある方が免疫力が強くなる」と、いわれることがあります。最近、発熱時の方が体の中で、細菌やウイルスをやっつける物質がたくさんでることがわかってきました。ですから、やたらに熱を下げるのは考え物です。熱がでるのにも理由があるのです。ただ、あまり高熱が続くと全身が衰弱し、食物や水分も取れなくなってしまいます。このようなときには解熱剤を使って一時的に熱を下げ、栄養をとることも必要でしょう。

・どんなときに解熱剤を使うか?
 38℃以上で、本人がつらそうなときには使っても良いでしょう。高熱でも、元気そうなとき、あるいは寝ているときには使う必要はないと思います。
 解熱剤を一度使ったら、6時間以上は間隔をあけましょう。熱が下がらないからといって、すぐに追加するのは避けて下さい。

・飲みぐすりか、坐薬か?
 効き目はどちらも同じです。形が違うだけで、薬の内容は同じだからです。吐く子には坐薬を、下痢の時や坐薬が嫌いな子には飲みぐすりを使えばよいでしょう。坐薬と飲みぐすりを同時に使ってはいけません。

 

病気の時のお風呂

元気がないとき、38℃以上の熱があるときはやめましょう。37℃台の熱があっても、元気が良ければ、お風呂に入れていけないことはありません。咳や鼻水がでていても、元気で熱もなければお風呂に入れてかまいません。