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<新型コロナウイルスについて>


小児の新型コロナウイルス感染症「その症状や感染対策」 NEW
群馬県立小児医療センターの清水彰彦先生によるご講演です。23分間の少し長い講演ですが、小児の新型コロナについてとてもためになるお話です。
https://www.youtube.com/watch?v=52pWBb6Tzng&feature=share&fbclid=IwAR1ceXRrMtNNEojI-iT0wxVqwh_h0X31gmSPBf5Sg3HpfNwombDBUsKFd5Y

■コロナと小児科医療「子どもの重症化リスク少ない
https://this.kiji.is/659196140807079009?c=174761113988793844&fbclid=IwAR0vxpW_eiEjsakjKC0A0u1BiYola2r0VDIYOihYigl2F-ytY2oZvdlW9nE

■新型コロナウイルス消毒の仕方
https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626013/20200626013-2.pdf

赤ちゃんのフェイスシールドはお勧めしない(静岡県小児科医会)
https://pedi-shizuoka.com/

■新型コロナの影響で、MRワクチン2期の接種減↓
新型コロナの外出自粛で、予防接種にも影響が出ています。特にMRワクチン2期(年長さん)、日本脳炎2期(9歳)、二種混合(11歳)の接種率が下がっていることが日本小児科学会の調査で明らかになっています。お子様の接種をしてあるかご確認ください。

■『2歳未満のマスクは危険。じゃあ2歳以上は?医師に聞いた驚きのリスク』
https://news.nifty.com/article/item/neta/12194-1012000/

■小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状
(日本小児科学会)(2020.5.20)http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20200520corona_igakutekikenchi.pdf

■学校の感染対策(陶生病院武藤義和先生)(2020.5.24)
https://drive.google.com/file/d/19cCVWRgmbr3PaLaYDrVqU1DpYCQ08r3j/view

■Stay Homeシリーズ

おうちで学ぼう (NHK for school
https://www.nhk.or.jp/school/ouchi/

・おうち学校 (Yahoo!キッズ)
https://kids.yahoo.co.jp/study/ouchigakkou/

■日本の新型コロナの現状(2020.4.29

  忽那賢志先生ごの意見です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200429-00175924/

■「予防接種 先延ばしにしないで」(NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200429/k10012410471000.html

■新型コロナ こどもの感染を避けるポイント(You Tube

https://www.youtube.com/watch?v=3BhbFHPeX6Q

■新型コロナウイルス感染症と予防接種に関するQ&A
http://www.know-vpd.jp/faq/20711.php

■新型コロナに関するQ&A(日本小児科学会)
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=326

■ おうちにいよう!(Stay Home!) (2020.4.13)
 外出自粛が話題になっていますが、家の中にいる限りはウイルスをもらう可能性はありません。万一、自分がウイルスを持っていた場合でも、家の中にいれば他人にウイルスをうつす可能性がありません。家の中が一番安心、安全なのです。「おうちにいよう!Stay Home!」
 どうしても、外に出なければいけない時には、他の人と2m以上の距離をあけましょう(
Social Distance)。この距離をあけていれば、感染の危険は少なくなります。 帰宅後には、手洗いを。

■ BCG
は新型コロナに効くか?(2020.4.6)

 BCGワクチンが新型コロナウイルスに効くのではないかという噂が広がっています。日本での死者数が少ないのは日本でBCGをおこなっているためではないか、という考え方のようです。この仮説では、日本の医療レベルとか感染対策とかは考慮されていません。
 日本ワクチン学会は、以下のような声明を出しています。
1)「新型コロナウイルスによる感染症に対して BCG ワクチンが有効ではないか」という仮説は、いまだその真偽が科学的に確認されたものではなく、現時点では否定も肯定も、もちろん推奨もされない。
2)BCG ワクチン接種の効能・効果は「結核予防」であり、新型コロナウイルス感染症 の発症および重症化の予防を目的とはしていない。また、主たる対象は乳幼児であり、 高齢者への接種に関わる知見は十分とは言えない。
3)本来の適応と対象に合致しない接種が増大する結果、定期接種としての乳児への BCG ワクチンの安定供給が影響を受ける事態は避けなければならない。


■ 新型コロナウイルス流行にともなう検査中止のおしらせ
(2020.4.5)
 新型コロナウイルス感染予防のため、飛沫が飛ぶ恐れのある検査をおこなわないよう日本医師会から要請がありました。このため、以下の検査はしばらくのあいだ中止し、臨床症状を見て診断、治療をおこないます。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
  ・インフルエンザ
  ・溶連菌
  ・アデノウイルス
  ・RSウイルス
  ・ヒトメタニュウモウイルス
  ・マイコプラズマ


■ 大都市での感染者急増(2020.4.2)

 このところ毎日200人前後の新規感染者が報告されています。この10日間で3倍以上に増えています。特に東京、神奈川、名古屋、大阪、神戸などの大都市で感染者が急増しています。年齢的にも40代以下の年齢層が増えており、飲み屋などの飲食接客業が感染源になっている可能性が指摘されています。静岡市内でも感染者が出ましたが、いまのところ県外からの持ち込みの可能性が高く、濃厚接触者についてもフォローされているので、市内に関してはいまのところは大きな心配はないと思われます。しかし、状況は刻々と変わるので、安心せずに成り行きを見守ることが大切です。予防のために、「密閉空間」「密集場所」「密接場面」を避けるように心がけましょう。


■ これからの国内の新型コロナウイルス(2020.3.23)
 最近の新型コロナウイルスの新規患者数は一日50人前後で推移しています。今のところ何とか持ちこたえているように見えます。海外(特にヨーロッパ)からの帰国者が感染している例が多いのですが、感染経路不明の症例も少しずつ増えてきています。大都市で、そのようなことが多く、軽症例の潜在的な感染がじわじわと広がっているように思われます。引き続き、換気の悪い「密閉空間」、多数が集まる「密集場所」、間近で会話や発声をする「密接場面」を避けて、感染予防に心がけましょう。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000610651.pdf


■ 最前線で治療に当たる医師の願い 「医療が崩壊しないようにみんなで協力してほしい」(2020.3.12)
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-imamura?fbclid=IwAR3pqaiglww3Frk4h9RC9jbEKVixfcc3UCV23fu63Rp2PjKUZ9_8dXluuZY


■ 新型コロナ「公園遊び問題ない」(2020.3.11)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000005-asahi-soci



 年齢別にみた新型コロナウイルス感染症の致死率(中国のデータ)






■ 外出から帰ったあと、手洗いのほかに「顔洗い」も(2020.3.10)
 外出から帰った後の手洗いはよく言われますが、顔についたウイルスを洗い流すために「顔洗い」も有効と思われます。


■ 新型コロナの検査がなかなかできない・・・でも、こんな考え方も (2020.3.1)
https://fundo.jp/299281?fbclid=IwAR25EikpNUP4Oe13XTZpZ_yn_tH05sSRPQkeg_2q54znP4PweVp7elNibEw


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 <新型コロナウイルス感染症 現状と対策(その2)
               (増田こどもクリニックの見解) 2020.2.29現在

■ 小児の新型コロナウイルス感染症

 中国CDCのレポートによると、患者7万人のうち、10歳未満の割合は1%でした。つまり、患者全体にしめる小児の割合は圧倒的に少ないということです。ウイルスは小児にも感染するはずですので、小児に感染しないというよりは、感染しても小児は症状が出ない、あるいは症状が軽いということだと思われます。
 ちなみに、10歳未満の小児例416例のうち死亡は出ていません。小児の新型コロナウイルス感染症は軽い症状で済むことが多いと思われます。
 ここで注意しなければならないのは、おじいちゃん、おばあちゃんです。孫と遊んだり、孫の面倒を見ることも多いと思います。しかし、前述のように小児は感染しても症状は軽い、あるいはまったく症状が出ないこともありますが、他人にはウイルスを感染させますので、知らない間におじいちゃん、おばあちゃんにウイルスをうつしてしまう恐れがあります。高齢者が感染すると重症化することが多いので注意が必要です。子どもの調子が悪い時に、おじいちゃん、おばあちゃんに面倒を見てもらうのは避けた方がいいと思います。



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   <新型コロナウイルス感染症 現状と対策
               (増田こどもクリニックの見解) 2020.2.18現在

 ■   発生場所
中国湖北省武漢市から発生したと思われる

   中国での状況
感染者 約7万人、 死亡者 約1800
(ただし、軽症者は見逃されていると思われるので、実際の感染者数は50万〜100万人くらいではないか。)

 ■   国内での状況
国内でも感染の広がりがみられる。
今までは、中国人からの感染だけに注目してきたが、これからは日本人間での感染の広がり(市中感染)を考えなければならない。

   診断方法
PCR検査(ウイルスDNAを検出する検査) 
この方法は、PCRができる施設のみで可能な検査であり、1回の検査が46時間かかる。1回に処理できる検体数は10検体前後(静岡市は12検体)。
県内でできるのは衛生研究所など数カ所。
したがって、検査できる人数は非常に限られている。

   症状
感染しても症状が全くでない人(不顕性感染者)から、咳、鼻汁、倦怠感、発熱、肺炎、死亡例までいろいろ。
死亡例は、高齢者や糖尿病、心臓病、透析などの持病を持った人が多い。
小児の重症者はほとんどいない

   治療
特別な治療薬はない。一般のウイルス性肺炎の治療と同じ。重症の場合は、酸素吸入や人工呼吸も。

   中国での対応
症状があっても治療を受けさせてもらえない人、入院させてもらえない人がいる。患者が多く、対応が後手後手になっているため、適切な治療が行き届いていないと思われる。そのため、重症者や死亡者が多いのではないか。

   今後の日本での対応
軽症者には特別な治療は不要。肺炎を発症した重症患者に適切な医療を提供することが大切。これは、今やっている一般的な風邪や肺炎の治療と同じ。
大切なのは、急速な感染拡大を防ぐこと。緩徐な感染拡大なら十分に日本の医療は対応できるであろう。
急速な感染拡大を防ぐためには、個人個人が感染予防を心がけること。

   感染予防策
・人混みを避ける:すでに市中感染は始まっているので、不要不急の人混みへの外出は控える。
・換気:飛沫感染を防ぐもっとも重要な対策が換気である。風通しのいい空間では感染は起きにくい。逆に密閉された狭い空間は、濃厚接触と考えられ、感染がおこりやすい。広い空間で風通しを良くすることが大切。
・手洗い:接触感染を防ぐには、手洗いが最も大切。手すりやドアノブなど、他人が触ったところに触るとウイルスが手につく可能性がある。そのまま、その手で自分の顔のどこかを触ると、口、鼻、目から感染する可能性がある。少なくとも外出から帰った際や食事の前などには、手を洗ってウイルスを洗い流す必要がある。石鹸を使って20秒間。手指消毒剤も有効。
・マスク:広い空間ではマスクは不要である。狭い空間で他人と密接しているときは、ある程度の効果が期待できる。しかし、マスクの取り扱い方が重要。鼻と口の両方が隠れるように装着する。使用中、使用後のマスクは汚染されているという認識が必要。むやみにマスクに触るのは危険。触っていいのはマスクのひもの部分のみ。マスクに触ってしまったら、ウイルスが手についたと考えて手洗いか手指消毒を。

   かかったかなと思ったら
PCRの検査は、重症にならない限りはしてもらえない。とりあえずは、普通の風邪と同じように体を休めることが大切。症状が悪化してきた場合は最寄りの病院を受診する。医師が必要と認めたら入院やPCR検査をすることも。
コロナウイルスも他のウイルスによる肺炎も、治療は同じである。したがって、コロナウイルスかどうかの確認は必須ではない。

       (注:静岡県より下記のようなお知らせが出ています。)

新型コロナウイルス感染症について、電話での相談を通じ、新型コロナウイルス感染症の疑い患者を「帰国者・接触者外来」に確実につなけるよう調整を行うため、県内の各保健所に「帰国者・接触者相談センター」を開設しました。

〇風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
〇強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
※高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

「帰国者・接触者相談センター」に相談ください。
(静岡市は、電話054-249-2221)