さくら・知世セット  原型:栗林孝【栗屋】 1/8scale

 

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 このキットを初めて見てから既に2年が経つのですね…。WF2000年冬に販売前のサンプルを初めて拝見させていただいて絶対欲しい〜とか思っていたキットで、入手までにも随分長い時間が掛かりました。

 さて、モチーフはCCさくらイラスト集1の終わりの綴じ込みイラストの、さくらさん・知世さまの部分を抜き出したものです。

 製作ですが、下地処理は激烈に大変です。栗屋さんは伝統的に『手流し』(樹脂の注型・複製まで自家生産すること)なので気泡のオンパレードです。ええ、2001年は暇さえあればこれにかかりっきりでした。とにかく、止めどもなく気泡処理をしていた記憶が…(笑

 さて、さくらさんから「にょきっ」っと知世さまが生えてる構造ですので、取り付け強度は不安です。なにしろ、知世さまのドレスのスカートは樹脂の固まり。かなりの重量です。このため、支えるための太め3mmの真鍮線2本を埋め込むわけですが、これがまたクセモノで、金属と樹脂の温度膨張係数の違いからか、さくらさん側の埋め込み部分が割れるというトラブルに。思い余ってさくらさん側の金属線の先頭に空洞を作り、さらに空気の膨張とかも気になるので空気穴まで設けた難工事を行なっています。

 塗装は案外簡単です。複雑なマスキングは今回ありませんでした。
 色彩設計は今回苦心しました。CLAMP原作の様に淡い色彩で作りたかったのですが、忠実に色をコピーしてそのまま塗ると、かなりイヤンな感じ(肌色も白くしすぎると死人みたくなるし…)ということで、肌色を濃いめに、それにバランスを取るために髪の毛の色なども濃いめにしています。

 知世さまの髪の毛の色はWebではどう見えるのでしょうか? 何だか「真っ青」に見える気もしますが、今回CLAMPイラスト色に近い新色をブレンドしました。青紫〜紫系の色は波長の関係で正確に写真に撮れないらしく(デジカメはどうか知らないけれど)とにかく「青紫のCLAMPカラー」だと思って見て下さい。

 お二人のドレスはイリサワの「FGパール/オパールイエロー」を、羽根にはVOLKSのシャインパールの白と青のグラデーション(笑 それぞれ影色にクリアの黄や青を吹いてます。どうせ「真っ白」にしか写らないでしょうが(笑 なお、パールの下地は両者とも「白」です。羽根のみ2コートにしています。

 瞳はエアブラシでグラデーション入れ。これも写真ではベタ塗りにしか見えませんねー。とにかく瞳の透明感が欲しくて何年か前は1/6で試していた技術ですが、最近は1/8でもやってます。でも、オススメしません。失敗したらラッカー系なので「ドボン」しかありませんから(笑 同時進行の知世ちゃんは欲張って瞳孔までブラシで描いていて、見事に玉砕しました。

 さて、イラスト集では腰や髪のリボンが長くひらひらたなびいていて、絶対これも作ってやる!と心に決めていました…決めていたんですが、かなり苦労しそうなのです。実際、組立もかなり微妙なバランスなので、もう一回バラしてリボンを取り付ける作業はかなり厳しいです。なので、オプション作業はしばらく未定。

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