VIVA! FERRARI! M氏の場合 このところ1/32スロットカー、特にFLYのマシンに関してはコレクションの対象
となっているいう話をよく耳にする。
ここではひょんなことからコレクションにハマってしまったM氏(仮名)のケース
を取り上げて検証してみることにしよう。
レポーター(以下レ)
「しかしなんだってこんなことに...アナタ奥さんもお子さんもいらっしゃるでしょうに。
家庭のことを考えたらこんなことしてる場合じゃないでしょう。」M氏(以下M)
「はあ...別にコレクションをしようと思って始めたワケではないんですが、気がついたら
こんな状態で...」
レ「気がついたらって...しかしフェラーリのマシンを集め始めたのには何かきっかけが
あったはずですよね。」M「特にフェラーリが好きというワケではなかったんですが...
たまたまレースでクラス優勝して、賞品として1台もらえることになったんです。
そう、もう1年以上前になりますか...
そのころはフェラーリは珍しくもなかったし、イマイチ走らないということで人気が
なかったんです。それで黄色の512Sをいただいたんですが...」レ「なるほど、自覚症状はなかったということですね。しかしそれが一番危ないんですよ!
それからどうしたんですか?」M「ええ、たまたまHP上でフェラーリでレースに出てがんばろう、という企画を立ち上げたんです。
そしたらテストの意味もあって何台か買っていくうちにこんなことになっちゃいまして...」レ「またそんな無茶な企画を...
でも新品未走行でキープしているマシンがほとんどじゃないですか。どういうことなんですかね?」M「あ、その写真で後ろの方に並んで写っているのがレースで使っているマシンなんです。
前列がタルガボディのC1からC5、後列がベルリネッタボディのC21からC25なんですよ。
フフッ...」
レ「フフッじゃないでしょ!あなた自分の状況がわかってるんですか?
シロウト目にはみんな同じようにしか見えませんがね〜。奥さんはどう思ってるんでしょうかね。」M「あ、ほとんどすぐに段ボール箱の中にしまいこんじゃうんで...でも少しずつ買い集めたんで
そんなに問題はないと思うんですが....それに全部定価で買ってますし...」レ「しかしね、1台¥5000くらいはするんでしょ。そのお金で家族で外食でもなんてこと考えないんでしょうかねえ。
それにそんなに珍しいアイテムじゃないんじゃないですか?」M「いや、タルガボディのC1からC5まではもう市場にはあまり残っていないようです。
特にプレミアがどうのこうのということではなくて集めだしたら止まらなくなっちゃって...」レ「どうやらあまり反省の色が見えないようですねえ...おまけに例のミラーがメッキになっている
新型のベルリネッタが欠けているようですよ。」M「げ、どうしてそれを....そうなんです、最近出たばかりだったんでまだいいかと思ってたらいつの間にか
見かけなくなっちゃって。全車種集めたつもりだったんですがまだまだ修行がたりないようです。
またどこかで見かけてたまたまおこずかいがあったら手に入れようかな、なんて思ってますけど...」レ「あ〜あ、まったく懲りない人だなあ。まさか他にもコレクションしてるなんてことは
ないでしょうね?」M「そ、そんなことはありません。これだけです。ホントです。」
レ「ふ〜む、あのね、それじゃこの写真はなんなんでしょうねえ。」
M「げげげのげ!あ、それはその〜、親分から預かっている...え〜と、その〜....」
レ「この青いヤツなんて2台もあるじゃないですか!一体どういうつもりなんでしょうねえ...」
*このレポートはややフィクションであり実在の人物および団体とはほぼ関係ありません。