30年前の昔から、タミヤの戦車模型は本物の戦車のスタイルを正確に再現したプラモデルとして人気がありました。現在では飾って展示する模型が一般的ですが、当時はモーターを組み込んで実際に走る、いわゆるモーターライズキットが主流でした。なかでもリモコンボックスのスイッチで遠隔操作で操縦できるリモコン戦車は花形的プラモデルでした。ゴージャスでした。下の図は大事に取ってある当時のパンサーのリモコンキットです。現在でも同じパンサーのキットがディスプレイモデルとして販売されています。当時のリモコンキットを再現すべく簡単な改造でこのキットをモーターライズのリモコン戦車にしてみました。

左 現在販売されている同じキットのディスプレータイプキットです。下はツインモーターギャボックスと2チャネルリモコンボックス。合計、3000円也。


テスト走行中のパンサー。1.5V 130モーターの動力原は少々スピード感や力強さが物足りない気がします。昔のリモコンは140モーターに直列で3Vだったと思います。またギヤがプラスチック製なので昔のような金属ギヤのかん高い音が共鳴しないのが残念です。テスト段階ではシャフトがプラ棒だったりしてキャタピラが外れてしまうことが多かったので金属製に交換しました。スタンダートの人形も大雑把に塗ってあります。リモコンボックスの色がちょっとオモッチぽいです。操作感はレバーがバネで中立状態に戻ってしまうので直進で手放しできません。パワーをあげればより昔のリモコンの操縦感を再現できると思います。走る戦車を久しぶりに楽しめました。

操縦者は人間化したみに助。

QuickTime 動画でパンサーを見れます。

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