ドイツジェット戦闘機の洋書のを捲っていたら、牽引トラクターに引かれる「コメート」の写真を発見しました。トラクターと機体を回収するトレーラーの写真が何点か掲載されていて、ジオラマにしたら面白そうな感じでした。何とか自作出来るのではないかと思いたち、早速、回収車の図面を引いてみました。図面といってもフリーハンドの簡単なもので、キットの機体の半分を紙の上に乗せなぞって32の機体の側面図をおおまかに描てみました。3面図が完成したら、パソコン上でプラ板の切り出し用の原寸図を描き、無地のA4糊付のプリント用紙に印刷してプラ板に張り付け切り出しました。

 完成した複雑なアームが伸びる回収車に仮組のコメートをのせてみたら、うまい工合にバランスをとって支えてくれます。最後まで不明だったのはトラクターと回収車のジョイント部で、想像して工作してしまいました。

キューベルワーゲンはハセガワベゴ製のもの。人形はほとんどタミヤの物を使用しています。退避壕のいろいろなアクセサリーはイタレリのフィールドツールショップからチョイス。アクセントの20ミリ機関砲はタミヤ製です。


退避壕の木材はプラ板にノコの刃で木目をいれてあります。地面の土は鉄道模型用の細かいバラスです。コンクリートの滑走路はスチレンボードにリキテックスのモデリングペーストを塗って塗装してあります。

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