砂地をつくる

砂地の工作

地面は発泡スチロールに紙粘土を盛り付けて下地とし、その上に砂をふりかける工作方法です。砂は本物でもかまいませんが、画材店でシェルマチエールという貝殻を砕いて砂にしたものが売られています。本物の砂にそっくりでしかも重さは軽く、乳ばちと乳棒(すりつぶす道具=画材店にあり)で砂の目をどこまでも細かくできる所にあります。


左から、シェルマチエール、紙粘土、モデリングペースト、マットメディウムです。


発泡スチロールのベースにマットメディウムや木工ボンドを塗って紙粘土で地面の表情をつけてゆきます。乾燥すると収縮(ちじみ)するのでもう一度修正してしあげます。地面の下地は特に粘土で無くても、ミラコン、石こうでもかまわないと思います。

わだちや足跡も紙粘土が乾く前に再現しておきます。ヒビがあったらモデリングペーストなどで埋めてしまいます。そして乾燥させます。

シェルマチエールを接着するためにノリとしてマットメデイゥムを筆で下地にぬります。そしてふりかけます。一度、乾燥させてひっくり返し、塗れていない所をしゅうせいします。

わだちや足跡は粘土の下地の時に製作しておきます。

シーナリ−パウダーなどをふりかけて草を表現しました。戦車などが埋もれた状態にしたいので、その部分は掘ってあります。

ミニチュアのスチールパネルも砂をふりかけて自然な感じに...

小石、岩

園芸用の赤だま土、鹿沼土、土壌改良剤ミリオンなどやサボテン用土などから使えるものを利用する。鉄道模型用のバラスが色、大きさなど各種利用できる。