ご注意 有機溶剤のとりあつかいや有毒ガスが発生する作業があります。また火気に注意が必要な作業があります。かならず大人が同伴して作業してください。
レジン樹脂の取扱いは付属の取扱い説明書を良く読んで使用してください。人体に有害なガスが発生するので換気に十分注意し、ゴム手袋やメガネなどで防護してください。

レジンと作業道具です。
レジンは普段は液体で二つの樹脂をまぜることによって固まり複製のモデルが出来上がります。

作業道具は デジタル計量器、ポリエチレン製のカップ(スチロールや紙コップはだめです)、ホットメルトボンドの棒などです。

レジンは正確に計量します。二つのレジンを素早くアワがたたないようにメルトボンドの棒などでかきまぜます。

レジンを流し込みます。型にベニヤ板ヤプラ板で作った当て板をあてて輪ゴムなどで固定します。

素早く型に流し込みます。ながしこみ終えたら型を傾けて中に残っている空気を出します。しばらくすると化学反応で熱がでます。熱がさがったら丁寧に型をはずします。

しばらくすると化学反応で熱がでます。熱がさがったら丁寧に型をはずします。

ていねいに型を開くと複製のパーツが出来上がっています!気泡が少なくて綺麗に仕上がっていればほっとします。

ゲート部分をカットしてバリをとってあげれば出来上がり。気泡があったらエポパテで埋めてしまいましょう。

これはホイールのハブの部品です。流し込み口はオレンジの部分で青い矢印のようにレジンが中の空気が抜けます。

一番最初に流してみたパーツです。空気のヌケが悪くて不完全なパーツです。

そんなときはナイフで流れる道を広げてあげます。

型を修正して再挑戦。今度はうまくゆきました。バリがめだちますが、特に問題はありません。個人で楽しむレベルですので。下は部品を組み立てて、ナットを取り付けて完成したパーツです。


■ 追記

レジンを保冷材などをいれたクーラーなどで冷やしておくと気泡の発生が押さえられます。(完全ではありませんが)

あまり冷やし過ぎても空気中の水分が結露してレジンに混合して気泡の原因になるようです。

型に流し込んでから、型をとんとんとたたいたり、型をていねいに押さえてゲップをすると中に残っている空気がある程度抜けます。

■ その他の型

これは1/35のジオラマアクセサリー用に作った毛布です。ゴムの弾性を利用して半分以上埋め込んでも取り出すことができます。

1/72のテントです。これは上からレジンを流し込むだけですみます。