静岡の身近な昆虫たち バッタ (6)
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トノサマバッタ
Locusta migratoria
Linnaeus
川原や海浜などの広い草原にいる。9月に多くて川原を歩くとバタバタ飛び交う。図鑑に載っているような綺麗な緑型の個体は滅多にお目にかからない。ほとんど褐色に近い緑の個体ばかり。今では街中ではなかなか見ることはできないだろう。
25年以上も前、駿府公園にこのトノサマがいて、やっとのこと手掴みで捕まえて喜んでいたものだった。今でもいるのだろうか。当時、そこそこ広い空き地によくいて市街地でも特に珍しくはなかったと感じる。
1996/9 焼津市 瀬戸川
1996/9 岡部町 朝比奈川
幼虫
1997/9 川根町 大井川
クルマバッタ
Gastrimargus marmoratus
(Thunberg)
あんまり見かけない。田んぼの農道や山地の舗装していない駐車場や芝生広場のようなところにいる。
飛ぶと後翅に黒い輪っか模様が現われる。とても敏感で素手で捕まえるのは大変。草むらに入り込むと目の前にいるはずなのになかなか見つからない。
1997/9 浜北市
1998/8 藤枝市
2008/8 藤枝市 瀬戸川
2010/8 静岡市
褐色型
2011/11 藤枝市
クルマバッタモドキ
Oedaleus infernalis
Saussure
川原や海浜の草原にいる。暑い昼間に元気よく飛んでいる。
1997/9 島田市
2001/8 富士市
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