静岡の身近な昆虫たち 半翅目(異翅亜目 水生カメムシ 2)
ヒメアメンボ Gerris latiabdominis Miyamoto
水溜りにたくさんいた小さいアメンボ。8mmくらい
コセアカアメンボ Gerris gracilicornis (Horvath)
水溜りでヒメアメンボに混じっていた。色がきれいで目立っていた。
タイコウチ Laccotrephes japonensis Scott
大雨時に本流の脇にできた池のような溜まりにいた。水草や藻をすくうと絡まってくる。そこに残された小魚やオタマジャクシ、ヤゴなどを餌にしていたようだ。このような所がその他ゲンゴロウやガムシ類に残された数少ない良好な生息場所なのだが4駆により破壊されることが多い。
天然モノを見るのはおよそ20年振りだった。よくぞ生き残っていたもんだ。だが今年(97年)は一匹も見ていない。
マツモムシ Notonecta triguttata Motschulsky
山間の池によくいる。下手に持つと刺される。ものすごい激痛が走るが特に毒などはないので10分ほどで痛みは引く。
種類は確認していないが瀬戸川の下流域でも橋脚の周りなど止水のところで小型のものが見られる。
ヒメイトアメンボ Hydrometra procera (Horvath)
休耕田のアシ原にいた。見失いがち。
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