静岡の身近な昆虫たち  カメムシ(カメムシ Pentatomidae 8)

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ツヤアオカメムシ  Glaucias subpunctatus (Walker)

 名前の通りのカメムシ。市街地にもよくいて自販機の明かりに集まっていることもある。春からいるが秋に多いような気がする。98年は9月中旬ころから特によく目につき死骸もよくころがっている。
 このカメムシの緑色は大変綺麗であると思う。
 樹木の根元や草の根際の落葉中に越冬個体がよく見つかる。

   
1998/8 蒲原町  1998/9 藤枝市平島 



クサギカメムシ  Halyomopha halys (Stal)

 チャバネアオカメムシと並んで大発生と報道されたカメムシ。確かによく見かけるカメムシだが、チャバネアオの多さに比べたらそんなに多いとは感じなかった。クサギのほかサクラなどいろいろな樹木にいて、葉の上にいたり樹幹にへばりついているのをよく見る。
 冬は、枯木の裏側や、樹皮下、タケの根元の皮の隙間に、越冬個体がよく見つかる。

 
1996/9 焼津市 2003/2 藤枝市 市民の森

 
2010/4 静岡市


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