静岡の身近な昆虫たち  ゴミムシ(6)

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オオゴモクムシ  Harpalus capito Morawitz

 田んぼや休耕田、河川敷など湿った草地、地表部にいる。特に珍しくはないが、どこにでもいる様ではない。
 ゴモクムシの仲間はよく見るが、このオオゴモクは何しろでかく20mmを越える。頭でっかちで、ゴモクムシ特有のとぼけたでかい顔で愛嬌がある。

 
2004/9 藤枝市 



カラカネゴモクムシ  Platymetopus flavilabris (Fabricius)

 海浜近くで、朽ちたマツの切株に群れで越冬していた。全体、点刻が多くて通常のゴミムシ類のようなツヤはない。一見してゴミムシには見えず、ゴミムシダマシ類のようである。ゴミムシダマシダマシというか、ゴミムシダマシモドキというか。

   
2002/12 静岡市  2007/1 岡部町 高草山産 

 
2007/1 岡部町 高草山産 



ゴモクムシの一種  Harpalus sp. 

 マルガタゴミムシと並んで、人家周辺に多いゴミムシの仲間。田んぼや川原の草原、競技場の芝地などにもよくいる。夏の夜、明かりに飛んでくる。
 写真は、珍しく草の上をチョロチョロ歩き回っているところ。

 
1999/5 藤枝市 瀬戸川 

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