静岡の身近な昆虫たち コガネムシ(6)
ビロウドコガネの一種 Maladera sp.
まん丸で名前の通りに鞘翅に細かい毛が多く生えて光って見える。毎年、夜窓に飛んできたり、庭で地表を這っているのを見るので庭のどこかで繁殖しているようだ。植物についているのを見ることがなく、地表の草間でたまたま見かける事がほとんどである。身近な所に多くがいると思うがよく分からない虫。
歩いているのを見るとよたよたと頼りなく、コロリところがる事が多い。起きあがってまた歩き出すがまたコロリ、そして歩いてまたころり・・・。こんなでも放り投げるとしっかりと飛ぶ。ヒメビロウドコガネ Maladera orientalis (Motschulsky)?
コヒゲシマビロウドコガネ Gastroserica brevicornis (Lewis)
山地の落葉樹をすくうとよく入る。また、近くの低木上にとまっていることがあるが、すぐに飛んでいってしまったり、地表に落ちてしまう。
ヒメカンショコガネ Apogonia amida Lewis
枯草の下にいた。
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