静岡の身近な昆虫たち ハチ(ベッコウバチ)
ベッコウバチ Cyphononyx dorsalis (Lepeletier)
およそ25mmもあり、色彩がスズメバチのようなので飛んでくると身構えてしまう。脚が長くて、触角が長くクルッと丸かっている。迫力はあるが襲ってくることもなく安全(・・・たぶん)。
ヤブガラシなどの花にきていたり、草藪の上面をなめるようにせわしく飛び回る。大型のクモを狩るという。身近な低山地によくいる。
スギハラベッコウ Cyrptocheilus sugiharai (Uchida)
ベッコウバチと大きさと色が似ているが、顔がレモン色のような鮮やかな黄色で背中は黒色。
ベッコウバチと同じ所を飛んでいることもあるが少ない。写真の個体は車道上をのらくら歩き回り、見ていると落ち着いて顔の掃除を始めてしまった。そんなことしてると車に轢かれるぞ。
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