静岡の身近な昆虫たち  ガ(イラガ)

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イラガの仲間 Limacodidae gen. 

 幼虫の”電気虫”として名が知れている。触って刺されるとピリピリと大変痛い。夏は不用意にサクラなどの樹木の枝葉に手を入れたりすると危ない。特に幹に繭の殻が付いている木は要注意。
 市街地の街路樹や庭木では、その他のイラガもたまにいるがほとんどがアオイラガかクロシタアオイラガかヒロヘリアオイラガのようである。幼虫はサクラのほか、ゲッケイジュやアラカシ、カエデ、クヌギなど多くの樹木の葉を食べる。
 成虫は緑色模様で見た目はそんなに悪くはないと思う・・・。

   
アオイラガ Phrixolepia sericea
1998/5 焼津市 瀬戸川 
クロシタアオイラガ Parasa sinica
1999/5 藤枝市平島

   
ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida
1999/8 藤枝市平島
ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida
幼虫
2001/8 藤枝市平島

   
アオイラガ Parasa sp.
幼虫
1998/7 藤枝市平島
クロシタアオイラガ Parasa sinica
幼虫
2002/8 藤枝市平島

   
ナシイラガ Narosoideus flavidorsalis
幼虫
1998/7 焼津市坂本
イラガの一種  
幼虫
1999/8 川根町 大井川

   
テングイラガ Microleon longipalpis
2001/8 焼津市産
テングイラガ 幼虫
2003/8 藤枝市平島

   
イラガ Monema flavescens
繭の殻
1998/8 蒲原町
イラガ Monema flavescens
2011/5 焼津市産



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