静岡の身近な昆虫たち　　チョウ（タテハチョウ　１）

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キタテハ　　Polygonia　c-aureum　c-aureum　(Linnaeus)
　瀬戸川や朝比奈川などの川原や土手、山地の谷筋の明るい道路沿いでよく見かける。ヤナギの樹液に集まっていることもある。とてもすばしっこくて近くではなかなか見ることができない。翅を閉じるととても地味。
　幼虫はカナムグラというつる性の野草につくので、この野草が多く群生している所では乱舞しているのを見ることができる。この仲間の幼虫はとげとげがある形ゆえガの幼虫ではないかと見られてしまいそうである。

　 　
1998/8　焼津市 1997/9　焼津市　瀬戸川

　 　
幼虫
1997/9　焼津市　瀬戸川		 2011/　焼津市　石津浜


アカタテハ　　Vanessa　indica　(Herbst)
　山地寄りの所で見ることが多いが、山から離れた平地の住宅地でも見ることがある。カラムシなどイラクサ科の野草で葉を巻いてあればこのアカタテハの幼虫かも知れない。この幼虫もトゲトゲだ。

　 　
1997/10　焼津市　高草山 1998/8　焼津市

　 　
2004/6　藤枝市　市民の森 幼虫
1998/8　藤枝市

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