≪ ２０００/１/９ メジナ（場所：郡境の磯） ≫
正月休みに川島Ｓｙｕｕ氏と２０００年の初釣りに”メジナ”に行こう！と計画を立てていたのですが、日程が合
わず延期。休み明けの最初の休み、９日に２０００年釣り始めを行いました。ターゲットは”メジナ”、場所は西
伊豆の”廻り崎”、”白崎”、”郡境の磯”のどこか。今回のメンバーは川島Ｓｙｕｕ氏、黒岩Ｈｉｒｏ氏、私、そして
私の６年来の釣友である小久保Ｍａｓａ氏を含めた４人です。ＡＭ２：３０に静岡を出発し、３：３０に沼津で小久
保氏を拾って餌等を買い、５：３０ごろ西伊豆廻り崎着、６：３０頃には釣りを始められるだろうと言う予定を立て
ていたのですが、川島氏を拾って２：３０には家に来るはずの黒岩氏のカリ−ナが３０分遅刻！沼津に着いた
のは４：００を過ぎてしまいました。１３６号線沿いの釣具店だるまやにて付け餌、コマセ等を買いこみ４：３０頃
に西伊豆へ向かい出発しました。カリ−ナ１台で行くつもりが、思いの他荷物が多く（カリ−ナの中にも何か訳
の分からない物が沢山入ってはいますが．．．）小久保氏のデミオを含めた２台での旅路となりました。出発し
てしばらくするとカリ−ナの後ろから何やら異音が！！車を止めて車の後ろを覗き込むと何と後輪がパンク！
スペアタイヤに付け替えたのですがこのスペアタイヤも空気が抜けててマトモに走れそうもありません。とりあ
えずガソリンスタンドを探して空気を入れてもらおう思い、途中に２４時間開いてるガソリンスタンドが１箇所位
はあるだろうと言う事でそのまま西伊豆へ向かいました。しかし出てくるガソリンスタンドはことごとく閉店。修
善寺あたりまで来た所でスペアタイヤの方からまた異音がして来たのでコンビニに停車してタイヤを見るとか
なり熱くなっていて、これ以上走るのは不可能となってしまいました。黒岩カリーナ大ピン〜チ。コンビニで聞い
てみると、この周辺にはガソリンスタンドは全然無いとの事で、仕方なくＪＡＦを呼ぶ事にしました。しかし、ココに
来るのに１時間位かかる様で、牽引して工場まで行かなければならないかもしれないとの事だったので、黒岩
氏に残ってもらい（整備不良の罰だなこりゃ．．．）小久保氏の車で３人先に行く事にしました。この時既に６：０
０です。まだ西伊豆まで１時間近くかかるので、現地に着く頃は明るいな〜とせっかく買い込んだヘッドライト
を手に物思いに更ける川島Ｓｙｕｕ氏を背に旅路を急ぎました。廻り崎は４人も入れば一杯になってしまうので
場所は”郡境の磯”に決めました。ここは昨年の６月１３日に釣行し、ネンブツダイの猛攻の前に成す術無く完
膚無きまでにメタメタにのされた場所です。磯道を約１５分歩き磯に出ると、ほんの少しですがサラシが出てい
ます。目の前にあるムギ根等の沖磯にもかなりの人が入っています。ほんの少し期待をふくらませながら磯道
の正面に私、その右側に小久保氏、左側のハナレに川島氏が入りました。今回のタックルは、１．５号５．４メ
ートルの磯竿に道糸はＰＥの１号、フロロカーボン２号のハリス２メートルにグレ針の６号、２Ｂのウキでウキ下
２ヒロ、着け餌はオキアミです。少しでもサラシの出ている所、流れのある所、コマセの溜まる所を狙い仕掛け
を流します。１投、２投、３投．．．．．１０分、２０分、３０分．．．．．１時間．．．．．．．．エサも取られません！
良さそうな所をいろいろ攻めてみますがさっぱり！魚影も全く見えません。川島氏然り、小久保氏然り。沖磯
に渡っている人達も同じ様な状況です。「これはないんじゃないの〜〜、せめてキタマクラでもさ〜」とぶつぶつ
独り言を言ってると黒岩氏がやって来ました。車の方はパンクではなく、空気を入れるところが劣化して空気が
漏れていただけだった様です。黒岩氏はハナレ（川島氏の反対側）に入りました。１時間位すると黒岩氏が水
汲みバケツに何やら入れて持って来ました。「これ何ですかね〜〜？」バケツを覗くと何とオハグロべラ（のメス
）しかも２０センチ位あります。「何だべラか〜〜」と思いつつも嬉しそうな黒岩氏に「よかったねぇ」と一声かけ
ひたすらメジナを狙います。が、ＰＭ２：００頃コマセが底をつきゲームセット。なんと１度もウキが沈みません
でした。川島氏、小久保氏共１度のアタリも無かったそうです。これでココ”郡境の磯”では２連続グリングリン
のボウズの惨敗。川島氏、小久保氏、と共にとっても寂しい気分で磯を後にしました。そして近い内のリベン
ジを誓った３人（川島氏、小久保氏、私の３人。黒岩氏はべラに大満足の様子、キープして食べたそうです。
味を聞きたい．．．．）でした。パンク、グリングリンのボウズと２０００年の釣り始めとしてはこの上なく最高に
幸先悪い釣行となってしまいました．．．．。次回はなんとかしなければ今年１年が．．．．．．．？。