≪ 2000/2/12 ニジマス、イワナ、他(場所:ホリデイロッヂ鹿留) ≫

 

以前から渓流釣りをやってみたいと思っていたけれど、まわりに渓流をやる人がいなかったのと道具も持っ

ていなかったと言う事で今まで経験がなかったのですが、1/16のクロダイ釣行で何年ぶりかで釣りをして

釣りに興味を持った桜井Masa氏が「磯より渓流がいいなぁ〜」と、誘えばサクッっとこの世界に入ってきそ

うだったので誘ってみた所、サクッと”魔性の世界”に足を踏み入れてしまったのでした。狙いは”イワナ”、

”アマゴ”。今や”幻”とまで言われる最源流部の天然イワナを求めて3月の解禁から9〜10月の禁漁まで

あらゆる渓流に足を運ぶ人も多いんではないでしょうか?解禁まではまだ日があるし、とりあえず管理釣

り場で練習でもしとこ〜か!魚はたくさんいるんだし練習にはちょうど良いでしょう、と軽い気持ちで黒岩氏

と、その友人の吉田氏を含めた4人で山梨県都留市にある”ホリデイロッヂ鹿留”へ向いました。ここは、

川を石で区切って魚を入れてある釣り場とポンド(池)があります。AM6:30頃から、まず川のポイントに

入りました。タックルは、5.6フィートのウルトラライトのトラウトロッド(ファントムS5.6)、2000番のスピ

ニングリールに4ポンド(約1号)のラインを巻き、ルアーは3センチ2グラムのゴールドのスプーンを付け

ました。川を見るとけっこうな数の魚が入っています。まず流れ込みにルアーをキャスト、自然に流しなが

ら底をトレースするようにゆっくりとリトリーブしてきます。数投目、流れ込みのサラシ(と言うのかな?)の

切れ目あたりで”グンッ!”とヒット。慎重に寄せて来るとなかなかのサイズ、約30センチのまるまる太っ

たニジマスでした。ポイントを変え、ルアーをシルバーにしてみるとまたもやヒット。もう一回り大きなニジ

マスでした。この時気温は−2度、ラインについた水滴がガイドに付いてガイドが凍ってしまう様な状況で

魚の活性は相当低く苦戦するだろうなぁと思っていたため、いきなりの連続ヒットで一気に気分はハイに

なってしまいました。道具の扱いに慣れていない桜井氏や、黒岩氏の様子を見ながら(吉田氏はなんと

リールを忘れたため観戦&黒岩氏へのアドバイスに専念!)いろんなルアーでいろんなアクションを試し

ていた所、約3センチ2グラムの細身のシルバークリークスプーンにヒット、これもニジマスで約27センチ

でした。スプーンへの反応が鈍くなってきた所でルアーをシルバークリークシャッド(4センチのサスペンド

ミノー)に変えました。その数投後ルアーが魚の群れにさしかかった所でヒット、これはなかなかの引き

で、なんとか足元まで寄せてみると優に35センチはある丸太の様なニジマスでした。タモが無かったの

で一気に引き抜こうとした所(今使っているロッドではちょっと無理かなと思ったんだけど...)フックが外

れ足元にドサッと落ちてしまいました。あわてて捕まえる間もなく魚は川の中へ...。「あっ....]しば

らく固まってしまいました。気を取りなおしてキャスト、キャスト、キャスト〜〜!ヒット〜〜!やった〜〜!

と思ったが26〜7センチの小型。その後も2回ヒットしたけどすべてバラシ。ミノーはフックがトリプルフ

ックなので、しっかり合わせを入れないと刺さりが甘くバラシが多くなります。(35センチのバラシの後遺

症が結構ありましたが......クッ..クヤシ〜〜)。黒岩氏は5センチ位の赤金のフローティングミノー

で25センチ位のニジマスを1匹ゲット、桜井氏は半分(以上?)糸絡みとの格闘でした。          

その後場所をポンド(池)に移動しました。ここは周囲350メートル位の人造湖で、ニジマス、イワナ、ブラ

ウンなどが放流されていて、60センチオーバーもかなりいます。ここでの最初のヒットは黒岩氏、35センチ

のイワナでした(渓流でこんなの釣りたいけどなぁ〜〜)。ここでは黒岩氏が27〜8センチのイワナ(これは

フックが背中に引っかかっていた)とニジマスを追加。私と桜井氏はノーヒットでした。今回の釣果は私がニ

ジマス(26〜32センチ)4匹、3バラシ。黒岩氏はニジマス(25〜28センチ)2匹、イワナ(27〜35センチ)

2匹、1バラシ。桜井氏は2バラシのみ。と言う貧果に終わってしまいました。ルアーのアクションで反応した

り、目の前まで追ってきたりするんだけどなかなか食わせられない、管理釣り場侮り難し!奥が深い!自

分の技量の無さとトラウトの面白さをまざまざと思い知った1日でした。この釣り、メチャメチャはまりそうで

す。今度こそ.......(タモを持って行かなければ?)