≪ 2000/3/25 アマゴ(場所:大井川水系笹間川) ≫
3月の渓流解禁以来はやる気持ちを抑えつつ、どこの川のどの辺りで竿を出そうか熟考の末決まった場所
は大井川水系の笹間川。大井川下流の支流の中では最も流程が長く比較的入渓しやすい川です。今回は
2月20日の管理釣り場(ホリデイロッヂ鹿留)釣行ですでにトラウトは見切った!と豪語する川島Syuu氏と
私の渓流初体験超初心者2人というなんとも心もとない2人での釣行です。(すでに結果は見えた?)。
笹間川ダム沿いに川をひたすら上り、最初に入ったポイントは臼平辺りです。雰囲気バッチリで、こりゃあ
すぐ釣れちゃうんじゃないの〜と、初めての渓流を前に2人揃って舞い上がってしまいました。早速チェスト
ハイのウェーダーを履き込み川へ降ります。タックルは5.3フィートのウルトラライトのトラウトロッドに2000
番のリール、3ポンドのフロロカーボンラインに2グラムのシルバーのスプーンをセットしました。川幅は5〜
6メートルですが、水量はちょっと少なめです。瀬は攻めた事が無かったのでとりあえずは淵から攻めます
。流れ込みにルアーをキャストして底をトレースしてきますが無反応。キャストする場所を変えつつ粘ってみ
ましたが、一度10センチ位の魚がルアーを追いかけて来たのが見えただけでかすりもしませんでした。
川沿いに少しづつ上流へ移動しながらいろんなポイントでルアーを引いてみましたがノーヒット。餌さ釣り
の人もいましたが何も釣れた様子は無くあっさりと引き上げてしまいました。1時間位粘って場所移動。
少し下って上平橋の下に入りました。上二俣のバス停辺りから川へ降りる道があるので楽に入れます。ここ
は川が左に直角に曲がっている所が深い淵になっていて、いかにも大物が潜んでいそうな所です。瀬から淵
にかけてしつこく探ってみましたがここでもノーヒット。魚影さえ見えませんでした。次に入った場所は少し下流
の二俣の集落の下にある瀬。ここも下二俣のバス停から道があるので入渓は楽です。瀬の上流から下流に
かけてかなり良さそうなポイントでしたがここでもノーヒット。瀬は餌さ釣り、フライなどで攻めると面白そうな
所でした。ここも1時間位で見切りをつけて、次は笹間川の支流、茗荷沢(みょうがさわ)へ入りました。ここ
も、沢沿いに林道不動沢線が通っているので楽に入渓できます。ところが、茗荷沢沿いに入ると水が茶色
に濁っています。なんだ?と思い少し行くと川沿いの木を伐採していて、その土砂が流れ込んでいたみたい
です。ここ辺りはしばらく釣りにはならないんではないでしょうか?伐採場を通り越すと水は綺麗になります。
茗荷沢には堰堤が3つあり、各堰堤の上下は良いポイントとなっています。特に最初に出てくる堰堤下は水
量もあり、ルアーでも充分ねらえます。しかししかし何の反応っも無し!ここは速めに見切って再び笹間川に
戻りさらに下流に下り、高橋の土手(橋の下)の淵にはいりました。ここまで下ると川幅、水量共かなりありま
す。ここはダムからの遡上物が一旦留まる所らしく、粘ってみる価値は充分あります。だがしか〜し、何も反
応な〜し。ある程度予想していた事とは言え”ガックシ”。サクッと1匹くらいは釣れるでしょ、と言う甘〜い考
えはサクッと吹き飛ばされてしまいました。解禁しているのにこの釣り人の少なさ(臼平で2人、二俣集落下
で1人見かけただけ)は?魚影も臼平で1匹見ただけ。まだ時期が早いのでしょうか?4月下旬に再挑戦し
ようと思います。何とか今年中にアマゴを1匹釣らねば.....。