≪ 2000/5/20(大井川水系東河内) ≫

 

笹間川、長尾川と渓流で連続ボウズをくらっていた所、黒岩Hiro氏が桜井Masa氏と井川の方へ釣行した際

イワナが1匹釣れて(黒岩氏の友人が..)魚影も相当濃いですよ、夕方になるとそこらじゅうでバシャバシャ

ライズしまくってます。とちょっと”ほんとかいな??”という様な話をしてきました。”また相当話でかくなっちゃ

ってるんじゃないの〜?”と思いつつも、桜井氏も”あそこまで行けばやはり魚影は濃いね”と言ってた事から

今回は噂のライズ”バシャバシャ”の大井川水系東河内へ行ってきました。ここは大井川沿いをひたすら上り

井川ダムによって作られた巨大な井川湖を通り過ぎ、もうすぐ畑薙第2ダムと言う所に”あまごの里”と言うあ

まごの養殖場があります。大井川本流に対し、あまごの里の右側から差してくるのが東河内です。今回のメ

ンバーは黒岩Hiro氏と桜井Masa氏、そして私の3人です。渓流は黒岩氏が5〜6回目、桜井氏と私が3回目

で3人共釣果”ゼロ”でなんとも心もとないのですが....。とりあえずAM6:30頃現地に着き釣りを始めま

した。タックルは5.3フィートのトラウトロッド(シルバークリークX)に小型スピニングリール(エンブレムZ20

00)、ラインはフロロカーボンの3ポンドでルアーは3グラムのスプーンをセットしました。この辺りの大井川

は川幅はさすがにそれほど広くはなく、水深も膝位でそれほど深くはありません。狙うポイントは流れの曲り

にできている淵です。やや上流辺りにキャストしてルアーを沈めながら流して淵の底の方を探りますが、流れ

が早くルアーが思う様に沈んでくれません。スプーンも3グラム以上の重いのは持ち合わせが無かったので

淵を諦めて瀬を探りながら上流へ釣り上がりました。しばらく上がると”あまごの里”を境に左に大井川本流

右に東河内と分かれます。そこを東河内へ入りました。東河内は大井川との合流点から100メートル位の

所に2段の堰堤があります。この堰堤は井川渓谷を遡上してきた魚の遡上止めらしく、2段の堰堤の間の

プール状になっている所にはなかなかの型のイワナが見えました。とりあえず手前の堰堤の前で探ってみ

ました。ルアーはヤマメカラーのスプーンです。堰堤沿いにルアーをキャストして底まで沈め、堰堤沿いに

引いてきます。3投目、5メートル位の所まで引いてきた時に”グンッ”と手応えが!瞬間的に合わせると確

かに魚の手応えがあり、”ヤッター”と思いつつ引き抜くと紛れも無い”イワナ”。17センチと小振りではあり

ましたが生涯初のイワナに興奮してしまいました。しばらくして、桜井氏、黒岩氏共堰堤まで釣り上がって来

ましたが、何のアタリも無かったようです。その後、桜井氏が手前の堰堤の上から後ろの堰堤との間のプ

ールをシンキングミノーでの”フォーリング”で攻め始めました。見ていると魚が寄ってきます。”おおっ”と思

い、桜井氏の隣で私も”フォーリング”で誘ってみました。使ったルアーは1センチ1グラムの緑のスプーン

です。数回誘ってみるといきなり食いついてきました。一気に抜き上げるとやはりイワナ、19センチと先ほ

どのよりは少し大きめのが釣れました。しかしさすがにスレるのも早く、ルアーをローテーションしても反応

しなくなってしまいました。この後大井川本流も攻めてみたのですが何の反応も無いまま、11時を過ぎて

雨が強くなってきたためゲームセット。今回の釣果は、私が17〜19センチのイワナ2匹。桜井氏と黒岩

氏はノーヒットでした。ミノー、スプーン共誘ってつつかせる所までは行ってもなかなか食わせるには至ら

ず、まだまだ研究しなければなりません。今度はミノーで仕留めたいのですが.....。

 

生涯初のイワナ!