≪　２０００/８/１５（片浜海岸）　≫

　蒲原キス釣行の際、極小ながらカンパチを釣って気を良くしている川島氏と、石津浜でワカナゴを釣っ

た（らしい．．．）黒岩氏と共に、静岡でワカナゴといえばココ！と言う位有名な片浜海岸へ行って来ま

した。ターゲットは当然ワカナゴ、ブリの子供です。朝３時半位に清水を出発して現地に着いたのが朝

５時位。海岸を見ると釣り人がずら〜〜っと並んでいます。人並の左端に３人並んで入りました。天気

はあいにくの雨、釣りを始める頃には辛うじて上がっています。周りの様子を伺うも人は多いのですが

釣れてる形跡はありません。当日のタックルは、４．２メートルの投竿に中型スピニングリール、ライン

は４号、仕掛けは”片浜仕掛け”と言われる、５センチくらいの玉ウキの下にコマセカゴを付け、その下

にサビキを付けて、一番したにも３センチ位の玉ウキを付けます。上と下のウキの間でサビキがブリッ

ジ状になる為ブリッジ仕掛けとも言われる片浜で回遊魚を狙う為に考案されたご当地仕掛けです。コ

マセのアミエビをカゴに入れキャスト！飛距離約３０メートル。回遊魚は上層部を回遊する事が多い為

この片浜仕掛けは回遊魚を狙うには最強の仕掛けと言えるでしょう。．．．．が、なかなかアタリがあり

ません。ターゲットが回遊魚だけあって、群れが回ってくればバタバタとアタリがでるのですが、回遊し

てこない事にはどうしようもありません。しばらくして、仕掛けを流しながらよそ見をしていた私がウキを

見たら有りません。あれ？っと思い巻き取ると魚の手応えが．．．。たいして強い引きではなかったの

ですが、浪打際まで寄せてみると本命のワカナゴでした。サイズは約２５センチ。やった〜！と内心叫

びながら続けているとまたヒット。今度はダブルです。そんな感じで９時位までに５〜６匹のワカナゴを

釣る事ができました。川島氏は．．．．。仕掛けを流してしまい、サビキが無いとか言って（１セットしか

持ってないの？？？）私の予備のサビキを欲しそうに眺めています。「使っていいですよ〜」と言うなり

仕掛けを作り直し再開しました。しばらくすると、サビキが効いたのか川島氏にも待望のヒット、やはり

２５センチ位のワカナゴです。その頃黒岩氏は．．．．．．．．？。１０時を回るとワカナゴのアタリが遠

のきしばらくなんのアタリもなかったのですが、私の仕掛けに何かが食いついてきました。ワカナゴよ

り強い引きの魚を寄せてくると波打ち際で左右に暴れます。もしやと思ったその魚はやはりソーダカツ

オ。時期的にまだかなとも思っていたのですが、すでに回遊していたようです。そのすぐ後に川島氏に

もソーダがヒット。ソーダカツオは２５〜３０センチ位とワカナゴより一回り大きかったです。コマセが無

くなった１１時位までの釣果は、私が２５〜３０センチのワカナゴ８匹、２５〜３０センチのソーダカツオ

２匹。川島氏が２５センチ位のワカナゴ２匹、３０センチ位のソーダカツオ１匹。黒岩氏はなんとオデコ

でした。今後ソーダカツオの回遊も増えてくると思われます。ワカナゴ＆ソーダカツオ、正に今がベスト

シーズン。狙ってみると面白いと思います。

（左）ワカナゴ（下）とソーダカツオ（上）　　（右）当日のポイント、片浜海岸