≪ 2001/1/14釣行(東伊豆菖蒲沢:岡の大金) ≫
昨年末からしばらく磯へ入っていなかったため無性に行きたくなり、何の下調べも無しに久し振りに
磯へ行ってきました。相棒は8年来の釣友、三島在住の小久保Masa氏。久し振りに釣行を共にしま
す。小久保氏とは一緒に海釣りを始めた言わばライバル、一時相当腕を上げていたため楽しみです
。場所は西伊豆小下田の廻り崎(恋人岬)を考え3時に三島で待ち合わせました。しかし、正月に恋
人岬へ行った(釣りではなかったけど...)時の、目も開けていられない程の強い西風と、ここの所
ずっと強い西風が吹いていますよ!と言う天気予報を踏まえ、迷った末に東伊豆菖蒲沢にある岡の
大金と言う地磯に変更しました。ここは136号をひたすら南下して、河津川沿いに海へ出て5分も南
へ走った辺りにある入磯も楽な磯(新婚で運動不足の小久保氏にはこの”楽”が最も重要!)で、こ
この良い所は西風の影響を受けにくい所です。案の定この日も西風をモロに受ける事はほとんどあ
りませんでした。当日の私のタックルは5.4メートルの磯竿(インターライン)、2号のPEラインに2号
のフロロカーボンのハリス、針はチヌ針3号、2Bのウキをセットしてウキ下は2ヒロとしました。コマセ
はオキアミ3キロに伊豆メジナです。5時半位に磯へ入り、東の空が薄っすらと明るくなってくる頃に釣
りを開始しました。時より伊豆の先端を回りこんでくる西風はあるものの、波は穏やかでサラシもあま
り出ていません。しかも流れもない為ポイントを絞り切れず、足下から流しているとドヨ〜〜ンとやる
気が無さそうにウキが沈みました。沈んだと言うより根掛かりと同じ感じと言えば想像つくでしょうか?
あ〜あ...と思って竿を上げようとしたらとピクピクッっと魚の反応が...何の期待もしないで仕掛
けを上げると先にぶら下がっていたのは”オハグロベラ”。なんとも冴えない2001年のファーストフ
ィッシュとなってしまいました。しばらくすると小久保氏にもオハグロべラが...。その後私にアナハ
ゼが1匹ヒットした後アタリが遠のいてしまいました。隣の磯に入っていた人達も何も釣れている様
子はありません。今日はダメかな...とのんびり朝食を取りながら足下を狙っているとキュンと小
気味良いアタリがあり、一気に引き抜くと20センチ程のアジでした。どうやら磯際にアジの群れが
寄った様で頻繁にアタリがあります。小久保氏も同様アジを仕留めて嬉しそう!なかなか針掛かり
させられないのですが、頻繁にアタリもあり2匹、3匹と数を伸ばしていくと、2匹釣ったあとアタリが
全く無くなってしまった小久保氏が私のいる磯へ来て、「すごいなぁ...入れ食いじゃん...」とう
らめしそうにバッカンの中のアジを眺めながらつぶやきます。「こっち来れば?」と誘うと待ってま
したとばかりにダッシュで道具を取って来て隣りで竿を出し、いきなりアジを仕留めて悦に入って
ます。しかしそこまで、誰が散らしたのがアジの群れがいなくなってしまったらしく、その後は何の
アタリもなく12時にゲームセット。私が18〜23センチのアジ5匹、小久保氏が3匹の釣果でした
。まあアジ釣れたし...美味しかったし...と言う事で2001年初釣行、まずまずの滑り出しと言
う事にしときましょう!
(左)久し振りの磯に燃える小久保氏 (右)あじ。小さく見える....