≪ 2001/5/27 アマゴ(山梨県:富士川水系/佐野川) ≫

 

延び延びになっていた今シーズン最初の渓流釣行は、初めての富士川水系、佐野川に行ってきま

した。メンバーは昨年渓流で釣果を得られなかった桜井Masa氏と釣りデビュー(管理釣り場:鹿留)

でビッグなニジマスを仕留めて調子に乗っているラビット鳥居氏、そして私の3人です。AM3:30に

清水を出発し一路山梨へ、現場近くで日券を購入し、すれ違いもままならない細い林道をひたすら

進むと柿元ダムが見えてきます。しかし水位がかなり低くちょっと心配になりました。しかし、ダム湖

を過ぎて川沿いに上がっていくにつれて少しづつそれらしくなっていき、上佐野辺りまで来ると大岩

や淵なども現れ、思わず竿を出したくなります。今回はもう少し上流の栃広橋の少し上辺りから入

渓しました。私のタックルは、ロッドがシルバークリークの5.3フィート、2000番のリールにフロロ

の4ポンドライン、ルアーは2〜4グラムのスプーンをメインにミノーやシャッドを使いました。川は大

きな淵があるわけでもないので、大岩の際や流れ込み下のプールを主に探りながら遡行して行き

ました。釣り初めて4〜50分位経った頃、流れ込みの中を探っていて桜井氏に1匹目がヒット!

10センチ位の小さいサイズながらも綺麗なパーマークの付いたアマゴでした。これが桜井氏の渓

流での初ヒット。さすがに嬉しそうです。ヒットルアーは3グラムのシルバーのスプーンでした。これ

で俄然やる気が出てきた鳥居氏と私もココゾと言うポイントをしらみ潰しに探っていきます。...が

なかなか反応がありません。しばらく遡行すると、流れとは少し離れて殆ど水が動かないような淵を

見つけました。あまり良さそうには見えなかったのですが、その怪しさに引かれてやや離れた所か

ら探ってみると、3投目位にいきなり魚が食いついてきました。油断していた私はアワセが遅れ痛

恨のバラシ...。その後は全く反応が無くなってしまいました。しばらくして鳥居氏が来たので、ポ

イントを譲ると鳥居氏にも1回アタリがあり(バラシ)その後反応が無くなってしまった様です。それ

から1時間位経ったでしょか、桜井氏にまたヒット!やはり10センチ位の綺麗なアマゴでした。そ

の後は私と鳥居氏が前後しながら、ウェーダーが無く、ブーツとウィンドブレーカーで凌いでいる桜

井氏は川沿いの林道を巧みに利用しながら5時間かけて片房沢橋まで遡行しましたが、私が途

中にある養魚場近くでバラシを追加したのみで釣果は得られませんでした。3月の解禁後、早い

時期に釣りきられてしまったのか良型は見る事はできませんでした(小さい魚影はそこら中で見

られましたが...)。しかし魚影は濃く良さそうなポイントもいくつかあったし、片房沢橋より上流

をメインに再度釣行してみたいと思います。渓流を始めて2年目にしてようやくアマゴの顔を見た

桜井氏。「眠れる獅子目覚める!」となりますか...。今回の釣果は桜井氏が10センチ位のア

マゴ2匹。私がバラシ2。鳥居氏がバラシ1でした。

  

栃広橋上流の佐野川。右の様な流れ込みがポイントとなります。

  

(左)小さいながらもアマゴがヒット。稚魚放流物か...(右)片房沢橋下の淵。以外に小物が多い。